2000年 スズカ8耐観戦記
 あっと言う間に夕暮れが近づいてきました(^^)。
レース終盤、カワサキの井筒選手がS字で転倒し、
ピットでの修復も甲斐なくリタイヤとなりました。

注目していたノジマのZRXも、アサヒナレーシングのZ−1も
いつのまにかコース上に姿を見せなくなりました。
ヨシムラさんとこのハヤブサは依然快調のようです。

暗くなってから、スプーン方面では雨も降ったようですが
東コースは最後まで雨が降りませんでした。
少しは降ってくれれば観戦するほうは楽だったかもしれません。
(日焼けで手足がヒリヒリしてます)

 サーキットビジョンに映し出されるウィナー、宇川選手と加藤選手です。
 彼らは表彰台でツナギとアンダーウェアを脱いで、
 観衆に投げ込んでしまいました。
 宇川選手は以前優勝したときも裸になっていましたが、
 今年は加藤選手までそれに付き合わされてしまったのです。

それにしても、VTR1000SPWが直線でもコーナーでも
速いのには驚きました。
メーカーが本気で作るマシンは、ホントに速いです。

 やっぱ夏はスズカで花火ですね。
 なんかすっかり年中行事になってるなぁ。
 東京から観戦しに行くのは、有給休暇を取ったり長距離を移動したりで
 結構大変なんですけどねぇ。

 戦い済んで、日は暮れて。
 レースが終わるとコースは開放されます。
 歩いてみると、ホント、スズカサーキットって1周が長いなと感じます。
 6キロ弱のこのコースを2分前半で周回するんですから、
たいしたもんです。

今回の8耐では、8耐史上初めて、レース中に死亡事故がありました。
レース後、コースを歩いて事故現場の130Rまで行ってみました。
既に花束が置かれていました。
130Rの入り口からまっすぐ花束まで、路面にキズやタイヤ跡が残っていました。
私は2コーナー観客席にいたので、どんな状況だったのかわかりません。
ニュースでは「単独走行中の事故」だったということです。

今年の8耐では「バイクってやっぱりいいなぁ」と実感することもありましたが
この事故で、「諸刃の剣」であることも思い知らされました。

#55の山川さんのご冥福を祈ります。



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