バイク遍歴

原付の免許を取ってから20年以上になるけど、自分で所有したバイクは今のGSX1400を含めて4台しか無いのだ。
乗り換えてきた過去のバイクは、どれもとても思い出に残るオートバイである。

 
スズキ TS50 ハスラー

[ SUZUKI TS50 HUSTLER ]

 

 

所有期間:1987年8月〜1988年7月
初めての自分のバイクである。
大学1年(1987年)の夏休みに、実家に帰省した時に入手。
(父親が見つけてきてくれた)
購入金額は不明。
私のところに来た時点では、既に赤基調で全塗装されており、オリジナルではなかった。
(けっこーキレイだった)

空冷エンジン、5速、2本ショック、スポークホイールと、1987年当時でも旧車の雰囲気漂うバイクでした。
50ccの割りに排気音は低くて大きく、早朝にエンジンを始動するのは気が引けるほどです。
まぁ、バイクらしいバイクと言えなくも無いのですが…。
スピードリミッターは付いていなかったので、最高速は90kmくらい出たのを覚えています。

大学生当時の北海道生活の前半を楽しませてくれたのは、このハスラーでした。
札幌−岩見沢間を何往復もしたものです。
雪の中を走ったり、ダートの農道を走ったり、けっこう楽しめました。
スパークプラグをしめこみすぎて、シリンダーヘッドを交換したこともあります。
テールランプが切れていて、整備不良で青切符を切られたこともあります…。
自動車の免許取得、自動二輪の免許取得のときも、岩見沢自動車学校まで、ハスラーで通いました。
バイクのイロハはハスラーに教わったようなものです。
 
VFR400Z購入後もしばらく所有していましたが、その後岩見沢市の友人に譲ってしまいました。
 




ホンダ VFR400Z

所有期間:1988年6月〜1990年2月
初めて買った中型のオートバイである。
札幌のカワサキのショップで、53万円で購入。
購入時オドメーターは1500km。
マフラーとオイルクーラーは買った時に付いていた。
(無知だったので、購入してしばらくは純正だと思っていた)
V4の排気音は好みの別れる音質だったが、私は好きである。
(ノーマルの音はちょっとどうかと思ったけど)
 
私がVFR400Zを購入した1987年当時は、「ネイキッド」という言葉がまだ一般的ではありませんでした。のちにネイキッドブームの起爆剤となったゼファーやCB-1の発売は、翌年の1988年だったと思います。
VFR400Zは「ネイキッド」というより「カウルレス」という言い方のほうがしっくり来るかもしれません。
当時このカテゴリには、カワサキにはFX400R、ヤマハにはFZ400N、スズキにはGSX400X IMPULSE なんかがありました。これらは皆、フルカウルのバイクがまずあって、そのカウリングを取り払ったようなバイクたちです。
 
VFR400Zは、もともとがレーサーレプリカのVFR400Rなので、遅いわけがありません。
ド初心者の私の腕をカバーして、あまりあるパフォーマンスを発揮してくれました。
 
VFRでは何回か転びました。。
盗難にもあって、キーシリンダーやハーネスを全部交換したりしました。
約1年半で2万5千キロ走りました。
 
1990年2月、GPZ900R購入のため下取り車になりました。
 

1988年6月。購入直後に撮影。
マフラーはBEET BACKFIREU!
カタチは変だけどいい音出してました。

後期型の黒/赤。
このころはピカピカだったなぁ…。
VFR400Rのオイルクーラーがマニア心を擽る。

名称 VFR400Z '87
車体色 黒/赤

変更点

BEET BACKFIREU S-O
OIL COOLER(VFR400R '87)

 


カワサキGPZ900R(A4)

所有期間:1990年2月〜2002年11月
大学3年のときに満を持して(?)府中運転免許試験場にて限定解除(死語)。
その勢いで購入。
購入時は2年落ちの中古で、オドメーターは1600km。見た目はピカピカの新古車状態。
実はVFR400Zからの乗換えなので、VFR750Fとかも考えていた。
V45マグナなんかもl候補に上がっていたんだけど、当時、映画「トップガン」を見て、主演のトム・クルーズの乗るNINJAに一目惚れ!巷でもNINJA人気が上昇し始めていたこともあり、購入を決意。

用途は街乗りから長距離ツーリングまで。
北海道に、九州に、日本中を走り回り、約77,000kmを走った2002年11月、GSX1400購入と同時に次のオーナーのところに行く。
そして2007年8月、再び私の手元に還る。

1990/07

2000/07

2002/01 2002/10
2002/10 2007/08
名称 ZX900-A4 '86
車体色 Blue/Silver
変更点 KERKER S-O
Babyface 4-2-1
Front Fork (A10)
Front/Rear Brake Carriper (A10)
Front/Rear Brake Disk (A10)
Front/Rear Wheel (A10)
N-Project TopBrige & Stem Nut
GOODRIGE Stain-BrakeLine(F)
WP SusSpring(F)
OHLINS Suspension Type4
POSH SuperBikeHandleBar(Low)+EndCap
Brake&Cratch Lever(A7-)
K&N ReplaceAirFillter
RK Gold-Chain
AFAM DrivenSploket
Class Four Fender-less KIT
Multi Reflector Headlight
MOTO GARAGE REMOTION HID
AMC Fender-less KIT
LED Tail Light
NOLOGY HotWires
MAGTUNE EVOLUTION
BRIGESTONE BT57S(F/R)
Cemical Tuned by MILITEC-1


スズキ GSX1400

2002年11月購入。
NINJAでツーリングしていて、常々思うことがあった。
「5000回転以上はほとんど使っていない…」
自分のライディングスタイルに、高回転型のエンジンは必要ないと解っていた。
そこで、5000回転までで最強のエンジンを持つバイクを探した。
そうなるとやはり排気量が必要なので、大きな排気量のバイクに絞る。
日本国内を走るのであれば、GL1800などの車体の大きなバイクは使い勝手が悪いので除外。
CB1300、XJR1300、GSX1400、ZXR1200の中から選ぼうと考え、試乗したり本を読み漁ったりした結果、パンフレットにあった「国内で常用する5,500回転以下ではハヤブサ1300(輸出モデル)をも凌駕する強大なパワーを発揮し…」という一文に惹かれ、GSX1400をチョイス。
NINJAが青だったので
青が配色されたバイクにしたのだ
フル積載状態。
GIVIのパニアにツーリングバッグ。
油冷エンジン独特の細かいフィンが
お気に入り
1400ccの排気量は、
ロングツーリングで威力を発揮
購入前からビキニカウルは
付けようと考えていた
エンジンや足回りに不満はまったく無い
とにかくパワーがあるので、
まるで怪獣の背中に乗っているような感じ
 荷物満載でもまったく変化無い加速感
名称 GSX1400 '02
車体色 Blue/White
変更点 N-Project BLUSTERU & Smoke Screen
GIVI Top Case & Fitting

自分とバイク
 はじめて原付に乗ってからいままでのバイクとのつきあいを綴ってみた。