2008年6月 大連・瀋陽旅行

【 2日目 】
大連 → 瀋陽北 → あじあ号(?) → 瀋陽北 → 大連 → 「大連渤海明珠ホテル」泊


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 ホテルの朝食。
 うむ、いつもながら盛り過ぎだ。

 味付けは日本人に合わせているのか、意外にも(?)美味しかったです。
 まぁ、変なものを取ってこなければ、問題ないでしょう。
 
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 しかし、ミスターよしろうは、常にチャレンジをする。
 私は怪しいと思って取ってこなかったジュース類を、2種類も持ってきて、さらに妙なパンを持ってきて食べ始めた。

 ジュース類は全て冷えておらず、常温に近い。
 「冷やす」という概念はあまり無いのかな??

 よしろうさんが持ってきたパンは、見た感じはパンなのかラスクなのか良くわからん品物である。

 ←「パンはどんなもんでもパンだろう」と語るの図。
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 …やはりやられたらしい。
 パンがパサパサなのである。

 ここは中国。
 日本の常識が通用するような国ではないのである。
 

 現地時間 7:40 大連駅に向かう。

 今日は大連から瀋陽まで汽車で移動し、鉄道博物館(?)に行って「あじあ号」を見てくるのだ。

 汽車で移動するといっても、中国語がチンプンカンプンな我々2人には、切符を買うことなど出来るワケがない。

 そこでよしろうさんは事前に通訳兼ガイドさんを手配していたのである。

 大連在住の日本人学生で、Nさんという女性です。
 大連駅では切符の自動販売機などは無く、窓口で購入しなければならないので、Nさんが居なければ何もできないのである。
 とても頼もしい。

 それにしても、大連は朝から騒がしい街である。
 それと、うっすらと霞がかかっているような感じがする。
 やはりこれだけクルマが走っているので、空気が汚れているのだろうか。

 周囲の景色はこんなにも近代化され、整備されているように見えるが、行き交う人間たちはみんな無秩序に動いているように見えるし、ポン引きやテキ屋みたいな人たちも目に付く。

 なんとも不思議な感覚である。

 Nさんが事前に切符を買っておいてくれてあったので、すんなり汽車に乗ることができた。

 とはいえ、Nさんが居なければ、何号車のどの席なのかもわからないので、すんなりいっているのはNさんのおかげである。

 大連駅に入るときに、いきなり荷物検査があるのには驚いた。
 (空港の出発ロビーに向かうときに通過するアレである)

 今年夏に行われる北京オリンピックの影響からか、セキュリティ面はなんとなく強化されているような感じである。
 しかし、ものすごい人数が一気に駅に入っていくので、しっかり荷物の中身を確認できているかは不明。


 現地時間 7:50

 我々が乗る汽車である。
 大連駅から瀋陽北駅までを走る特急なのだ。

 外から見るとちょっと古めかしい感じがする。
 規格の違いからか、日本の車両より大きく見える。

 それにしても何両連結されているのだろうか?
 満席のようなので、かなりの人数がこの列車で移動する。

 実は中国では自由に写真撮影をして良いのかどうか不安であったため、こんな写真でも恐る恐る撮っているのである。
 最終日まで、特に注意されることも無かったので、気にしすぎだったのだろう。

 車内はこんな感じ。
 液晶テレビが付いていたりする。
 一応「グリーン車」クラスの座席を予約してもらったので、座席は良いほうだと思う。
 (他の座席を見てきたわけではないので、なんともいえないが)

 まぁ、座席は良いとしても、とにかく車内もやかましい。
 休日だから家族連れも多いのだろうが、携帯電話で大声で会話をはじめたり、子供がギャーギャー騒いでいたり、大変である。

 発している言葉がわからないものなので、うるさく聞こえるだけなのかもしれないが…。(いや、けしてそうではないだろう)

 座席の種類は、軟座、硬座、軟臥、硬臥とあるらしいが、なんのこっちゃわからん。
 Nさんに聞いたら、1等車が軟座、2等車が硬座、軟臥車、硬臥車は寝台車らしい。

 車窓から見える景色。

 大連を出てしばらくは都市部な感じなのだが、郊外に出るとほとんど水田や畑である。

 線路がとことんまっすぐなので、とにかく大陸を感じさせる。

 「あぁ、今自分はユーラシア大陸の片隅にいるんだ」ということを思う。
 ここは異国、中国である。

 大連は北緯38度55分、瀋陽は北緯41度とのこと。
 日本で言えば仙台のちょっと北くらいから下北半島くらいの間の移動である。
 植物相が日本とあまり変わらないからか、田舎の景色は日本と良く似ている。
 スケールは格段に大きいが。


 ときどき大きな街を通過することがある。
 街を通過するたびに建設途中のマンションらしきものが多いことに感心する。

 それも、同じような高層マンションを5〜6棟一気に作っているような感じなので、すごく急いで作っている感じがする。

 よしろうさんも私も、中国の建設ラッシュを目の当たりにして驚く。

 さらに、高層建築の足場が竹や木であることに驚く(^^)。

 現地時間 12:00 瀋陽の街通過。
 瀋陽北駅の1つ前の駅である。

 この街も大きい。
 建物の数は大連よりたくさんありそうだ。

 中国のイメージとしては、北京や上海などの大都市以外は、そんなに大きくないと思っていたのだが、現実はぜんぜん違った。

 郊外は超田舎で、戦前の日本のような田園風景なのだが、市街地は東京都心並みの街ばかりである。

 それだけ人間が居るということか。
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 現地時間 12:15 瀋陽北駅到着。

 ただただ人とクルマの量に圧倒される。
 新宿・渋谷なんてもんじゃない。

 相変わらずガヤガヤとやかましいし、クルマのクラクションの音も鳴り止まない。

 我々が観光客だと感づいた運転手らしき人たちが、どんどん声をかけてくる。
 すごく活気がある感じがするが、日本ではこんなことはないので、困惑するばかり。
 (というか、うざったくて引いてしまう)

 Nさん曰く、「みんな白タクの運転手です」とのこと。
 ナルホド…。

 現地時間 12:17  駅前食堂

 とりあえずお昼だし、何か食べようということに。
 いや、あの喧騒の中に立ち向かっていくためには、しっかり食べていかないと身がもたない気がする。

 ということで、瀋陽北駅に隣接する食堂で昼食。

 このお店のシステムは、自分で適当に選んでプレートの上に乗せてもらい、代金を支払う「カフェテリア式」である。

 とりあえず無難そうな「麻婆豆腐っぽいもの」「ピラフっぽいもの」「肉野菜炒めっぽいもの」の3品をチョイス。

 味は意外にも(?)、美味しかった。
 日本人好みに作ってあるのか?と思うくらい違和感無かった。
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 12:45 タクシーに乗り込む。
 タクシーに乗り込んだ途端に雨が降ってきた。

 いよいよ今回の目的である「SLあじあ号」を観るために、タクシーに乗り込んだ。

 目指すは「瀋陽蒸気機関車博物館」。

 よしろうさんはタクシーの運転手に、熱心に「瀋陽蒸気機関車博物館」のホームページの紹介記事を見せている。

 実は瀋陽北駅前で、Nさんを通じてタクシーの運転手数名に声をかけ、「瀋陽蒸気機関車博物館に行ってくれ」と話しをすると、みんな知らないという…。

 この親切な運転手さんも、わからないがとりあえず行ってみるということになった。
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 …雨は一段と激しくなってくる。
 果たして「瀋陽蒸気機関車博物館」にたどり着けるのだろうか??

 タクシーの運転手さんはいろいろと試行錯誤し、ついには自分の携帯電話でどこかに聞いたりしている。

 よしろうさんの調べた情報によれば、「瀋陽蒸気機関車博物館」は「瀋陽植物園」に隣接しているらしいのだが、運転手さんは「瀋陽植物園」の隣にSLが置いてあるところなんか無いと言っている。

 とりあえず「瀋陽植物園」はわかるらしいので、そこまで行ってもらうことにした。

現地時間 13:40 「瀋陽植物園」到着

大雨の中、1時間走って「瀋陽植物園」に到着した。
どしゃ降りの中、よしろうさんとNさんがタクシーを降りて、植物園の職員と思しき人に聞いてみた。

ここで衝撃の事実を知る!

なんと「瀋陽蒸気機関車博物館」はここには無く、移転したとのこと。

植物園の職員さんは、移転先は知らないとのことで、手がかりはナシ。
2年くらい前は、確かにここにあったようなのだが…。

しかし、SLの博物館なんか、そんなに簡単に移転できるのか?
そして、「あじあ号」はいったいどこに???

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 失意の中、瀋陽北駅に戻る我々3名。

 今、手元にインターネット端末があったら、どうなっているのか調べられるんだけどなー。

 インターネットカフェなんか有るのかどうかわからないし、あったとしても言葉が通じないし…、帰りの時間も迫ってきているので、仕方なく諦めることにした。

 それにしてもよしろうさんの情報が古すぎる!
 自分も調べなかったのがいけなかったのだが、それにしても瀋陽まで来て目的が達成できないとは。
 しかも自分にとっては初海外旅行なのに(^^;)

 どしゃ降りの天気がいっそう哀しくなってくる。
 (いや、内心は面白すぎてテンション上がりまくりなのだが)
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 現地時間 14:40 瀋陽北駅前地下道。

 瀋陽北駅に戻ってきた我々は、タクシー代を払ったら手持ちのお金が寂しくなってきたので、日本円を中国元に両替えしようと考えた。

 雨も上がったし、大連行きの汽車の時間まではまだ余裕がある。

 まず瀋陽北駅に隣接する大きなホテルのフロントに聞いたところ、日本円は両替できないと、あっさり断られた。
 どこで両替できるか聞いてみたところ、駅から通りを挟んだ向かい側に、大きなホテルがあるので、そこで両替できると教えてくれた。

 瀋陽北駅の前には大きな通りがあるのだが、まっすぐ渡るには地下道が近道のようだ。
 迷わず瀋陽北駅の地下道に入る。
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 電気屋らしきものが店内改装しているようだ。
 ちょっと昔の秋葉原っぽい。
 (もっとも、昔の秋葉原に地下道など無いが)

 中国に来て気づいたのだが、どこも人がたくさん居る割には照明が暗いのである。

 特に駅やこういった地下道など、公共施設はみんな暗い。

 このへんは共産国だからなのだろうか?
 それとも文明の波が追いついていないのだろうか?
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 駅前のホテルの案内で、駅の反対側にあるデカイホテルのフロントに行き、日本円→中国元への両替をお願いしてみた。

 さすがにデカイホテルだけのことはあり、日本人っぽい女性がキレイな日本語で応対してくれた。
 しかし、「宿泊客でないと両替できない」とのツレナイ対応…。

 ??なんでだろ??
 どこで両替できるかと聞いてみたら、この先に中国銀行があるので、そこでなら両替ができるとのこと。

 タライマワシの予感。

 それに、ホテルを出た我々の後ろに小汚いオヤジがついてきているのが気になる…。

 瀋陽北駅を通りの反対側から眺めたところ。
 駅とは思えない建物である。

 なにやらいろんな広告らしきものが掲げられているが、日本と違って絵も写真も無いので、何が書かれているのか良くわからない。

 「植物園」のことが書いてあるのかと思ったらマンションの宣伝だったとか、ホント、良くワカランのである。

 瀋陽北駅周辺にも、高い建物が多い。

 しかし、あまり人の気配がしない。
 クルマはたくさん行き交っているのだが…。

 今日が土曜日だからなのだろうか??

 そんなに古くない20階建てくらいの、ホテルかデパートみたいなビルが、まるまる廃墟のようになっていたりする。

 道路はこんなに活気があるのに、不思議な雰囲気である。

 中国銀行があるビルは、ちょっと歩いたところにあった。
 こんなことをやっているうちに、どんどん時間は過ぎていく。

 マクドナルドにも入りたかったのだが、時間は無さそうだナ。

 中国銀行なら、きっと両替してくれるだろう。

しかし結局両替はできなかった。
「土曜日は、円への両替はやっていません」とのこと。
うーん、このへんが中国だなぁ。

窓口で両替の話しをしている我々の周りを、さっきからついてきているオヤジがうろうろしながら何か話しかけている。
私は中国語がワカランので、何を言っているのかわからなかったので放置していた。
いや、言葉のわかるNさんも無視しているので、やはり怪しい。
あとでNさんに、あのオヤジが何を話していたのか聞いてみた。

「両替ならオレがやってやる」

と、ずっと言っていたそうだ。
中国銀行でさえ両替してくれないものを、どうして小汚いオヤジができるものか。
Nさん曰く、「まず間違いなく偽札を掴まされる」とのこと。

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 現地時間 15:10 瀋陽北駅に入る。
 両替はできていないが、タイムアップで汽車に向かう。

 あぁ…、結局瀋陽まで、何しに来たんだろうか?

 左の画像の上側に見えるのが、持ち物検査所である。
 駅に入る者は、すべてこのゲートを通らなければ入れないのだ。

 大連駅と、この瀋陽北駅しか見ていないのでわからないが、どこの駅もこんなに天井が高くて広いのだろうか?

 駅の中は、これまた「人、人、人」である。

 みんなアジア人なので、あまり違和感は無いが、しかし文化が違うせいか、ちょっと歩きづらい。

 気後れしないでズンズン行かないと、前に進まない感じだ。


 駅舎内の待合所。

 座りたくても、どこもいっぱいな感じ。
 どうも人の流れを意識していない造りだなぁ。

 電光掲示板にはなにやら汽車の名前や行き先、発車時刻などが書かれているようなのだが、残念ながら解読できない(^^;)。

 漢字だから判るのではないかと思っていたのだが、ぜんぜん判らない。
 読めたら面白いんだろうなぁ。

 瀋陽北駅のホームに降りる。

 やはり天井が高い。
 駅のスケールが違う。
 巨人でも利用できそうな駅である。

 それに、ホームが多いことに驚く。
 こんなにたくさんの汽車が乗り入れていることに驚きである。

 これが大連に向かう、我々が乗る特急である。
 日本の秋田新幹線とかに似ているなぁ。

 行きに乗った車両とは、だいぶ違う感じ。
 新しくて洗練されている。

 反対側のホームに止まっていた汽車を撮ろうと駆け寄ってカメラを構えた。

 プレートには「阜新−瀋陽北」と読める。
 「阜新」ってドコ??
 この車両は寝台車っぽい。

 窓際の女の子は、自分を写しに来たと思っているのだろうか?
 すっとカメラ目線でした。

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 現地時間 15:30 大連行き出発。

 よしろうさんとNさん。
 瀋陽まで来て目的は達成できなかったが、なぜか満腹感がある。
 もうお腹いっぱいである。

 とにかく見るもの聞くものがみんな新鮮で常識ハズレで、おかしくてしょうがない(^^)。

 しかし「あじあ号」はまたぜひ見に来たい。

 これが大連−瀋陽北間の特急列車の乗車券。

 漢字なので、なんとなーく書いてあることはわかる。
 往路、復路とも「新空調軟座特快」なのだが、明らかに復路の客車のほうが乗り心地が良い。

 客車内はこんな感じ。
 日本の新幹線と大差は無い。

 しかし、騒がしさは日本の比ではない。
 つくづく日本は、察しと思いやりのある国なんだと思う。

 周りの乗客は、会話の状況を聞いている限り、おそらくほとんどが中国人だ。
 彼らは老若男女、なんとマイペースなことか!

 前の座席に座っていた中学生くらいの女の子、外見は背も高くて可愛かったけど、いつ怒鳴ってやろうかと思っていたくらい素行が気になって仕方が無かった。
 (ケンカになっても言いたい事が伝わらないかと思うと、冷めてしまう)
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 現地時間 19:30 ホテル客室。

 いやぁ、やられっぱなしの中国旅行(^^)。
 通訳のNさんと大連駅前で別れてから、ホテルの部屋に戻ってきた。

 よしろうさんもさすがにだいぶ疲れている様子。

 夕食はこれから外に出る気力も薄いので、ホテルの最上階にある展望レストランで食べようということになった。

 しかし、気軽にレストランに行こうと思った我々に、また試練が…。
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 現地時間 20:30 展望レストラン

 瀋陽で両替えできなかったため、財布の中の中国元が少ない我々は、ホテルのレストランならクレジットカードか、ともすれば日本円も使えるのではと踏んでいたのだが…、結果は中国元の現金しか受け付けないとのこと。

 結局最上階から1階のホテルフロントまで降り、5000円を中国元に両替してもらった。
(明日朝には日本に帰るというのに…)

 展望レストランに戻り、食事が始められたのは、20:30くらいだった。
 どっと疲れた。
(私のカタコトの英語と、レストラン受付嬢のカタコトの日本語のバトルが面白かったが)

 百戦錬磨のビジネスマン、よしろうさんもヘトヘトの様子(^^)。
 曰く「こんな疲れる海外旅行は初めてだ」。

 「大連渤海明珠ホテル」の展望レストランは、昭和の時代に良く見られた、回転するレストランである。

 しかーし、建付けが悪いのか、メンテナンス不足なのか、床がガタガタいって動くので、ゆっくり走る電車の中で食事をしているみたい(^^;)。

 もうこんなことで驚かないが、ホントにやられっぱなしである。

 食事は基本的に美味しいのだ。
 ビールがぬるいくらいで、他はあまり文句は無い。
 バイキング形式なので、好きなものを取りに行けばいいのだが、どれもあまりハズレは無い。

 しかし、このテーブルの揺れのおかげで、なんとなくチープな雰囲気の夕食に(^^)。

 テーブルの上に料理を並べて、さぁいただきます!というタイミングで、テーブルの脇に現れた給仕のお姉さんに「21時で閉店になります(カタコトの日本語」と、冷たい言葉…。
 すったもんだの挙句、今しがた入店して、あと30分でディナーも終わりかよ。

 正直、「もうどうにでもしてくれ」というところだが、よしろうさんのムッとした表情がおかしくて仕方が無い。
 それからしばらくして、回転していたフロアも止まったのだが、我々のテーブルは運悪くエレベーターの前に止まったため、夜景も見えなくなった。

 もう腹痛になるくらい腹筋が痛い(^^;)。
 さすがですよ!中国。

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