1989年 北海道ツーリング
◆5日目(小樽−岩見沢)
8月2日早朝、フェリーは小樽港に着いた。 早速小樽運河を観光する。早朝なので観光客はあまりいない。 フェリーの疲れも吹き飛ばすいい天気だった。 実はこのとき、フェリーのバイク積載用タイラップのフックでVFRの燃料タンクに傷をつけられ、ちょっと傷心のワタシ。 このあと、札幌の馬場氏も合流して岩見沢市へ。 |
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!!!いきなりクラッシュ!!! あまりに天気がいいのと、久しぶりの北海道を走ることに浮かれて、夕張の峠道でスリップダウン! 絶好調でとばしていたら、右コーナーでリアが滑り、コースアウト。側溝に一直線。 VFRを引き上げるのに手間取ったが、なんとか自走できたのは不幸中の幸い。 フロントフォークがよじれ、ライトが破損し、マフラーザクザク、右ミラーが根元から折れた。 人間のほうは、右半身が一通り打撲。右手が腫れ、背中が傷だらけになった。泣きたかった…。 みなさん、Tシャツで走るのは危険ですよ。 なんとか立っているが、実は全身が痛い。 右手に持っているのは折れたミラー。 |
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岩見沢市街のホンダウィング店でなんとか修復。 よじれたフォークはドラム缶にフロントタイヤを押し付けながら蹴飛ばすという荒療治でなんとかまっすぐに。 ヘッドライトとミラーをテープで固定し、バイクはなんとかツーリングを続けられる状態になった。 人間のほうはちょっと辛かったけど、なんとかツーリング続行を決意。 ツーリングはまだ始まったばかり。この先が思いやられるなぁ…。 この日の宿泊は、以前ドバシ、小僧が下宿していた「若駒荘」にお世話になった。 傷が痛くて風呂にも入れなかったことを覚えている。 |
◆6日目(岩見沢−旭川−層雲峡−北見−網走湖)
打撲個所は痛みを増しているようだったけど、バイクにまたがってみるとそれほど痛みを感じなかったので安心した。 予定通り国道12号線を北上して旭川経由、層雲峡へ。 旭川に向かう途中のコンビニで。 |
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層雲峡にて。 天気はいいんだけど、体が痛くて気分はイマイチ。 でも、みんなは楽しそうだ。 |
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この日の宿、網走湖畔にあるライダーハウス「夕陽の家」にて。 「シジミの味噌汁と手作りソーセージカレー」といううたい文句にひかれて来ちゃいました。 無料で網走湖でカヌーに乗れたり、すばらしい夕陽を見ることが出来たり、この日はご満悦でした。 |
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「夕陽の家」にはいくつかの宿泊サイトがあり、我々は人数の関係から「ぼりぼりハウス」という宿泊サイトに案内された。 名前からして怪しいが、作りはなかなかしっかりしていて、普通のテントで寝るよりは快適と思われた。 この「夕陽の家」はすべての北海道ツーリングで初めてのライダーハウスとなる。 今思い返すと、数あるライダーハウスの中でも、使いやすいライダーハウスのように思えるが…。 |
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