1994年 北海道ツーリング
◆5日目
(川湯温泉−硫黄山−摩周湖−弟子屈−阿寒湖−オンネトー−足寄−上士幌−ナイタイ高原牧場−音更−ライダーハウス「おとふけ」泊)
ここがライダーハウス「蜂の家」の前です。 昔は居酒屋か食堂だったようで、畳敷きのライダーハウスです。 このときに初めて利用させていただいたのですが、なかなか立地も良いし気に入ったので、我々のツーリングでは何回か出てきます。 まさしく温泉街の中にあるため、もらい湯はし放題だし、近所に公共温泉もあるので、風呂には事欠かないです。 |
|
川湯温泉からすぐ近所に硫黄山はあります。 ここは学生時代から何回か来たことがあります。 「硫黄山」の名前の通り、硫黄独特のあの香り(^^)があたり一面に漂っています。 早朝ということもあり、売店も開いてないし観光客もいません。 水蒸気のシューシューという音だけが響いています。 |
|
摩周湖の第三展望台です。 ちょうどこの写真の奥が裏摩周展望台になります。 しかし、毎度毎度いい天気であります。 長袖のシャツを着ているところをみると、ちょっと寒いのでしょう。 (標高も高いですし) |
|
摩周湖からは弟子屈を抜けて阿寒湖へ向かいます。 途中、国道241号線の路肩に鹿がいたので、バイクを停めて撮影しました。 野生…なんでしょうが、すっかり人間には慣れているようで、逃げようともしません。 こんな近くに寄っても逃げないなんて、野良猫より警戒心が無いですね。 日光のいろは坂の猿を思い出します。 |
|
阿寒湖です。 阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖はセットで周ることが多いですね。 どの湖も、関東近郊の湖とは違って、湖畔があまり開発されていないので、すごくキレイに見えます。 阿寒湖に来ると、いつも釣りをしたいなと思います。 なんか「幻の魚」とか釣れそうじゃないですか?? |
|
阿寒湖からは西に向かい、オンネトーへ。 この年は「初めて」が多く、このオンネトーも実は今回が初めてです。 オンネトーはすっかり有名になってしまっていたので、実際に行ってみるまではあまり期待していませんでした。 しかし、いざ来てみると、この水の色といい雰囲気といい、一発で気に入りました。 こんなところまで観光バスが来るのはちょっといただけないですけど。 |
|
そこで、めったに人が来ないところを探してみると、ありました、「オンネトー展望台」。 ものすごい山道を登っていくこと数十分。展望台に着きました。 タンクバックを背負ってくるとけっこーコタエます。 右の写真は、なんと展望台に先客がいて、登りたてでへばっている我々を撮影してくれました。 後ろに写っているのは雌阿寒岳です。 残念ながらオンネトーの湖面は鬱蒼とした森林にさえぎられてここから見ることはできませんでした。 |
|
オンネトーからはさらに西へ。 足寄を抜けて上士幌にあるナイタイ高原牧場へ行きます。 実はここも「初めて」です。 以前からその存在は知っていて、いっぺん行ってみたかったですが、今回来てみて感激しました。 なにしろ広い!観光牧場とはいえ広いっ! 天気もいいし景色もいいのではしゃぎまわりました。 |
|
すっかり気分のいいところで昼食です。 牛を見ながら牛を食べます。 観光地価格ではなく良心的な価格であることも○ですね。 顔が赤いのは日焼けです。けして酒を飲んだりしてませんよ! |
|
…、はしゃいでます。 すっかり気に入った様子です。 我々はしばらくこの牧場で「うだうだ」していました。 |
|
それでも宿は探さなければならないので、ナイタイ高原牧場を後にした我々は、帯広方面に向かい、音更にあるライダーハウス「おとふけ」に宿を取りました。 日没まではまだ時間があったので、近所にある「十勝牧場」というところに行ってみることにしました。 ここには展望台があるということだったのですが、展望台に行くためには数キロのダートを走らなくてはなりません。 意を決して行ってみると…スバラシイ展望台が! ほとんど人も来ない展望台なので、誰にも邪魔されずに景色を堪能できます。独り占め状態です(馬場氏はいるけど)。 |
|
結局日没までこの展望台に来たのは我々だけか…と思っていたところへ、妙に親しみのあるV型2気筒の音が近づいてくる。 (注:馬場氏はBROSの前にVT250Zに乗っていた) こんなマイナーな展望台にいったいどんな人?と思っていると、なんとVT250F(2型)の女の子。 さらに、私と馬場氏と同じ歳であることが判明(^^)。 (私、彼女、馬場氏の順で誕生日が2ヶ月と離れていない) 彼女は千葉出身で、音更にある親戚の牧場を手伝いつつ、北海道をツーリングするということだ。 というわけで意気投合して(?)3人で日が落ちるまでここにいましたとさ。(たまには色気もないとねぇ) |
戻る 次へ
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目
ツーリング日記 ホームページ