◆マシン紹介◆ マツダ ロードスター! |
毎度おなじみ(^^)、マシン紹介です。 今回は福岡からの移動がKさんと2人になるため、レンタカーを借りて行くことにしました。 個人的にはバイクの2人乗りでもぜんぜんOKなんですけど、ヘルメットがないのと、雨が心配というのもあって、レンタカーで行くことに。 で、せっかく九州をドライブするのにフツーの乗用車を借りてもイベント性が低いので、Kさんと相談して「マツダ ロードスター」を借りることにしました。(実はKさんはロードスターの購入を考えるほどコレが好きだったみたいですけど) |
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思惑としては、九州のドライビングロードのハイライト、「やまなみハイウェイ」をオープンで走りたいっってのがあります。 この日の朝8:00、福岡空港にあるマツダレンタリースさんに行って借りてきました。 借りられたのはご覧の通り、渋い濃紺のロードスター(^^)。 もちろん事前に予約を入れてあったのですが、車体色まではわからなかったので(車体色は当日までのお楽しみでもあったし)、赤とか青とか白を想像していたんですけど、濃紺だったのは2人とも意外(?)でした。 |
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レンタカーということもあり、もちろんオートマ(^^;)。 ウッドのステアリングと本皮シートであること、BOSEのオーディオ装備であることから、グレードは1800ccの「VS」ではないかと思います。 オートマなのが残念でしたけど、まぁこれは仕方ないですね。 旧型のロードスター(ユーノスの頃の1600cc)には乗ったことがあるんですけど、この現行型は初めてです。 |
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ほとんどタシが運転したんですけど、山道も高速道路も旧型に乗ったときの経験より遥かに快適で驚きました。 特に車内空間。 以前乗ったのはタイトなバケットシートのものだったので、かなーり窮屈な感じがしましたが、今回乗ったのは「けっこう普通車」という感じでした。 当然オープンにしてみて走ったんですけど、走行風の巻き込みも最小限で、暖房も普通に効くし、オーディオの音も良く聞こえました。 |
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リアの窓もガラスであるため、バックミラーの視界も悪くなく、運転者の視界では、あまり違和感無いです。 トランクもしっかりスペースがあって、使い勝手はぜんぜん悪くないです。 2人しか乗れないことがネックにならなければ、フツーに買ってフツーに乗れて、オープンも楽しめる、なかなか良いクルマだと思います。 (もちろん車重も軽いしスポーツ走行もOK) けっこう欲しいかも。 自分で買うときは、ウッドのステアリングは好みで無いので、選ばないと思いますけどね。 |
● 道の駅「原鶴」(9:20) さて、福岡を出た我々は、国東半島を一巡りしようと進路を東に取ります。 天気は薄曇りだけど、道もすいてるし雨も降る様子はないので、けっこう快適ドライブ。 途中、休憩のために道の駅「原鶴」に寄りました。 ここには「ファームステーション バサロ」という物産点が併設されていて、この地域で取れた食べ物とかが即売されています。 「バサロ」には野菜や果物ばかりでなく、パンやお惣菜とかお弁当もいろいろと売っていて、どれもこれもおいしそうなものばかり。しかも安い! 2人とも朝食を食べてなかったので、「五目おこわ(320円)」と「山菜おこわ(300円)」を買って外で食べることにしました。(しかし安いよなー) これがまたおいしかったです。 こんなとこ、近所にあったらなー。 詳しくは福岡県杷木町のHPでどうぞ。 ←現在地 |
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●国東半島(12:40) 日田から国道212号(中津街道)を通って中津に出、そこから海岸沿いを国東半島に向かいます。 しかしいったい誰が「国東」を「くにさき」と読むことにしたんだろう(^^)? |
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まぁ、北海道なんかはもっと不可解な当て字が使われている地名があるので、それに比べれば普通かもしれませんが。 国道213号で国東半島を巡りますが、周防灘も伊予灘も穏やかで、すごく静かだったのが印象的でした。 |
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観光客もほとんどいないため、なんか妙に寂しい感じがしましたね。 (天気もイマイチだし) 尾道のときのように、もっと島々を見ることができるのかと思っていたんですけど、このへんにはあまり島は無いようで、対岸(本州や四国)も見えるわけではなくのっぺらーとした海が広がっています。 海岸沿いのドライブルートなんでしょうけど、華やかさはなく、ひっそりとした感じでした。 |
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とある海岸で右の写真ようなものを発見。 Kさんは「イカの骨」と主張するが、イカにこんな骨なんてあったっけ?? とにかくイカの骨らしい。九州地方の海岸には良く落ちているものなのだろうか?? それにしてもわっかんないなー!?。ナニ?コレ? イカって死んだあとこんなふうに浜に打ち上げられるの? 魚の骨より丈夫そうじゃん(^^)。 |
●湯平温泉(15:30) イマイチ盛り上がらなかった国東半島一周を終えて、別府・由布院を経由し、今日の目的地「湯平温泉(ゆのひらおんせん)」に到着。 Kさんに「超雰囲気のいい温泉街がいい」とわがままな注文を出したところ、ココの宿を取ってくれました。 湯平温泉は湯布院温泉のちょっと南側の山間部にある温泉で、鎌倉時代から存在している古い温泉街です。 |
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山間部にあるため、とても坂が多く、また温泉街全体が苔むしているのではないかと思うくらいしっとりとした温泉街です。 約300年前に作られたという石畳がこれまたいい雰囲気を出しています。 こういった温泉街は、ムチャクチャ晴れているより雨が降りそうなくらいがちょうどヨイですね。 古くからの温泉街なので、温泉街のメインストリートも乗用車が一台通れるくらいの道幅しかなく、インフラはほとんどがせまい坂道と階段です。(これがまたいい!) |
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住んでる人にとってみれば大変なんでしょうけど、この窮屈感がたまらなく好きです。 尾道もそうでしたが、細かい路地の多い坂の町って好きですよ。 この狭い谷あいに旅館や民宿が軒を連ね、外湯も数箇所あって、「超雰囲気のいい温泉街」の目的達成です。Kさん感謝! ちなみに本日のお宿は旅館「山城屋」さんです。 (HPはコチラ) ←現在地 |
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温泉街には猫の姿も良く見かけました。 我々が到着したとき、彼(彼女?)はココにいたのですが、そのあと我々が温泉街をひとまわりしてきたあともココにました。 ハテ?いったい何をしているのかな? (結局ナゾだったけど) |
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●山頭火ミュージアム 「時雨館」(15:50) 昭和初期の俳人「種田山頭火」の訪問を記念して建てられたミュージアムだそうです。 「時雨館」というので、立派な博物館みたいなものかと想像していたのですが、来てみてビックリ(^^)、入り口の戸も開けづらいほどの小屋でした。廃屋に近いです(失礼)。 でも、このひなびた温泉街には立派な建物は違和感アリアリなので、これくらいがちょうどヨイかも。雰囲気出てるし。 |
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入り口に料金箱があって、そこに100円を入れて中に入ります。 中には山頭火の書き記したさまざまなものが室内に展示してあります。 文机なんか、さっきまで誰かがここで書き物をしていたんじゃないかと思うくらいスタンバイ状態になっています(^^)。 そうだよなー、感受性の高い人はこんな温泉街に来たら、インスピレーション湧きまくりだろうなー。 |
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●町営中央温泉 湯平温泉には公共の温泉が数ヶ所あり、温泉だけでも楽しめます。 「中央温泉」「橋本温泉」「金の湯」「銀の湯」「中の湯」です。 それぞれがともに入湯料は100円で、とーっても良心的。 入湯料と言っても、温泉の入り口に料金箱があって、そこにお金を入れて入るシステムなので、番台とかはありません。 |
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中には脱衣所の棚と湯船があるだけなので、石鹸とかタオルは持参していくか温泉街にあるお店で手ぬぐい等を購入するとよいでしょう。 中央温泉は人気の温泉で、町の人も良く入りに来るそうです。 日本国内に外湯がある温泉街は数ありますが、ここもなかなかのものです。 |
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温泉のすぐ前を水がとてもきれいな川が流れていたりして、風情たっぷり。 山頭火でなくても気に入るというものです。 中央温泉の目の前にかかっている橋が、これもまた古そうでいい雰囲気です。 |
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「金の湯」です。 「金の湯」は湯平温泉の源泉の近くにあって、温泉も飲めます。 源泉の近くだけにけっこう温度が高くて、手を洗ったりすることはできないくらいです。味はそんなにしないですね。 今回の温泉攻略の最初のターゲットは、やっぱり源泉に近い「金の湯」に決定。 |
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ここの温泉街の宿泊者は、どの公共浴場も無料らしいのですが、こんな風情のある温泉を提供してくれることと、いつまでも維持して欲しいという願いをこめて(^^)、100円を入れることにしました。 中は意外と広くて、湯船も洗い場もしっかりありました。 ドライブの疲れを取るには最高です。 |
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●夕食(18:00) 温泉街をしっかりと散歩したのと、とてもいい温泉に入れたので、ものすごくお腹がすきました(^^)。 ジャジャーン!山城屋さんの夕食です! すごーい!豪華ー!久しぶりー! 山城屋さん、スゴイ!宿泊費8000円(税別)で、こんな料理出しても平気なの?? (貧乏性だなー) 我々のお部屋でも食事はできるみたいなんですが、小宴会場みたいな部屋に食事を用意してくれて、もちろん2人きりで食べることができました。 豊後牛にバカデカイ海老の塩焼き!お刺身にその他もろもろのご馳走に唸るばかりの2人。 うー、また太るー。でも我慢できなーいっ! |
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●橋本温泉、銀の湯のハシゴ(20:30)) 食事のとき、Kさんが自宅から持ってきた妙に酸っぱくて飲みやすい日本酒を飲んだせいか、もう骨抜き天国状態(意味不明)。 それでもKさんは「温泉に行こう!」と言い出したので、付いて行くことに。 こんどは「橋本温泉」と「銀の湯」をハシゴします。 「橋本温泉」は、今回入った3箇所のうち一番きれいな建物で、湯船も大きいので日帰り入浴をしにくる人もたくさんいるみたい。 「銀の湯」は今回入った中で、最も「温泉場」の雰囲気がある建物と湯船でした。 うー、クタクタじゃなければ、全湯制覇するんだけどなー。 (もう若くないな) |