今回の北海道マップ (クリックすると拡大します) |
6:30 初山別みさき台公園の朝 今日もいい天気だー! 6時を過ぎて日差しがテントに当たってくると、暑くてとても寝ていられない(^^)。 朝飯前、海を眺めに行ってみると、お〜!絶景! 海も空も青いなぁ。 利尻富士が良く見えます。(画像には写ってないけど) 朝食は、同じテントサイトのカタナ氏から頂いた御赤飯と、荷物の中にあったインスタントのミネストローネスープ。 いい景色、いい空気で、美味い朝ご飯でした。 キャンプ場で仲良くなった子供たちと遊んだあと、出発。 |
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10:00 朱鞠内駅跡 平成7年に廃線となった深名線の朱鞠内駅跡に来ました。 現在は朱鞠内コミュニティー公園になっています。 とてもキレイなパークゴルフ場と、バスの待合所が印象的ですが、昔はココに鉄道が通っていたハズです。 私はつい数年前に初めて朱鞠内を訪れたため、どのあたりに旧駅舎があったのかわかりません。 |
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10:15 朱鞠内湖 今年も朱鞠内湖へ。 ここの景観はなかなかお気に入りなので、ちょっと寄ってしまいますね。 とても人造湖に見えないところが魅力かも。 到着したとき、ちょうど遊覧船の出航アナウンスをしていたので、乗ってみたいと思ったのですが、ここで時間を使ってしまうのもなんだかもったいない気がして、先に進みます。 (いや、遊覧船もかなり有意義ではあると思うが…) |
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北海道最大の人造湖ということで、確かに大きいんです。 しかし、すごく入り組んだ形をしているので、全体を見ることはできないですね。 朱鞠内湖の周囲にはいくつか展望台があるようですが、どの展望台からも朱鞠内湖の全容は見ることはできないでしょう。 湖畔にはキャンプ場があります。 トイレや炊事場の設備もとても良好なので、ぜひ一度、キャンプしてみたいです。 |
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朱鞠内湖に居たキツネ。 北海道内ではあまり珍しくないですが、やはりキツネとか見つけちゃうとつい気になっちゃいますね。 野生なんでしょうけど、やたらと人なつこいキツネも居たりします。 しかし、このあたりは国内でも寒さが厳しいことで知られる場所です。 冬の間は、動物たちも大変でしょうねぇ。 |
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10:30 未舗装の場所まで行ってみた。 地図を見ると朱鞠内湖の西側には道路があるのですが、どうやら未舗装のようです。 どこまでが舗装路か見てみようと思い走っていってみると、なんともあっさり未舗装路になってしまいました。 うーむ、進むべきか戻るべきか…。 きっと馬場氏が居たら、ヘルメットの奥でニヤけていることでしょうが、今回は自制心が働いて、引き返すことにしました(^^)。 |
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10:40 朱鞠内P.A。 国道沿いにある朱鞠内P.Aに立ち寄る。 ここには展望台があるようなので、朱鞠内湖がどんな風に見えるか興味があったのですが、周囲の木々が邪魔して、あまり湖面まで見えないような状況でした。 |
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展望台から見える朱鞠内湖。 展望台から見える湖面はこんな感じです。 全貌がわからないので、「幻の湖」的な雰囲気が漂います。 こうして見える範囲にある朱鞠内湖は、全体のほんの一部でしかないんですよね。 カヌーとかでウロウロしてみたい衝動に駆られる…。 |
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11:00 母子里「クリスタルパーク」 ツーリングマップるを見てみると、日本最低気温を記録したことを記念して建てたという施設があることを発見。 ちょっと寄ってみた。 公園の中にはこんなオブジェが…。 天気が良いので、良く写ってるなぁ。 |
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「最寒モニュメント クリスタルピークス」とあります。 「最寒」って日本語、めったに使わないですよね(^^)。 昭和53年2月17日に記録したマイナス41.2度の記念…って、いったいどんな寒さですかねぇ。 冷凍庫より寒いんでしょうから(^^)。 |
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公園の周りはキレイな白樺の林です。 夏はこんなに緑濃い場所なのに、冬は極寒の地ですか…。 だいたい、マイナス41度って、人間が生活できるものなんですかい?? ここは日本であって日本でない気がする。 沖縄の八重山のような南国もあれば、こんな極寒の地があったりで、日本というのはけっこう大きいですね。 |
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12:13 トロッコ王国の線路 母子里から名寄を抜け、名寄から道道49号線を仁宇布へ向かいます。 仁宇布には「トロッコ王国」があり、以前から寄ってみたいと思っていました。 「トロッコ王国」のトロッコは、1985年に廃線になった「日本一の赤字路線」の異名を持つ、旧国鉄・美幸線の跡を利用しているレジャー施設です。 |
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実は「トロッコ王国」の存在は、以前によしろうさんに教えてもらったのです。 まぁ、私の鉄道がらみの話題はみんなよしろうさんからですが(^^)。 県道を走っていると、道路脇に鉄道が見え隠れするので、ちょっと停まって眺めてみたりします。 大自然の中を行く路線です。 (採算が取れなかったのが解る気がする…) |
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12:17 トロッコ王国。 トロッコの発着場にはたくさんの観光客が居ました。 驚いたのはトロッコの種類の多いこと!。 2人乗りや4人乗り、簡素なものから屋根付きのもの、いろんなトロッコがあります。 基本的には先着順のようですね。 自動車運転免許が無いと、運転できないそうです。 私が到着したときは、既にトロッコの台数分以上のエントリーがあったようで、乗れそうに無かったです。 いつか、乗ってみたいです。 |
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12:34 松山湿原駐車場。 トロッコ王国のあと、雄武方面に向かいます。 途中、「松山湿原」という看板が頻繁に現れます。 頭の片隅に、以前よしろうさんが行った場所であるということを思い出し、私も行ってみることに…。 |
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登山開始! 松山湿原は山の上にある湿原ということで、山道を登っていきます。 山道…というか、これがまた獣道のような山道で、ツーリング用のシューズで登るような道ではないです。 当初は安直に考えていた行程も、登っていくにつれ、とても険しいものであることがわかってきました(^^;)。 |
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いつ熊が出てきてもおかしくないような道を、ひたすら登っていきます。 こんな周囲数キロに人間が居そうも無いところで熊に出会ったらどうしようかと考えると、真昼間でもかなーり心細い。 ときどき視界が開けた場所に出ると、さすがに景色はいい…けど息は既に切れている。 途中まで登ってきて、誰とも擦れ違わない。 駐車場に車が無かったので、もしかしたら松山湿原とやらに着いたとしても、観光客なんか誰も居ないんじゃないかと思う。 |
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12:55 登頂! 登山を始めて約20分間、最後は酸欠に苦しむ鯉のようにパクパクしながら急坂を這うようにして登ってきました。 登りきったところになぜか釣鐘があったので、熊が出ないようにとガンガン叩きます。 ぜーはー…、しばらく動けん(^^;)。 熊が出てきたら逃げることもできない。 |
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しばらく休んで散策開始。 松山湿原、確かに不思議な空間です。 こんな山の上に湿原があるんですからねぇ。 それと、立ち枯れたようなアカエゾマツの作り出す造形は、時間の流れを止めてくれます。 きっと冬のココは、とても厳しい場所なんでしょうねぇ。 |
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観光客にはまるで会いません。 やはりこの場所に居るのは私だけのようです。 ちょっと寂しい…というか怖い感じもするのですが、この素晴らしい景色を独り占めできているかと思うと、それはそれで嬉しかったりします。 荒涼とした景色が旅情をそそります。 |
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湿原なので、直接地面を歩くことはできません。 他の湿原のように、木の板が渡してあって、その上を歩いて散策します。 足元の湿原の中を覗くと、小さな水棲生物がたくさん泳いでいる。 昆虫なのか何なのかよく解らないですが、周りにトンボがいっぱい飛んでいるところをみると、ヤゴかなんかでしょうかねぇ。 |
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松山湿原には3つの沼がありました。 つつじ沼、えぞ松沼、はい松沼です。 無風であったため、水面に周りの風景や空の雲まで映りこんで、とてもとてもキレイでした。 神秘の池と呼ばれたオンネトーや神の子池が悲惨な状況である今となっては、ココにある沼はとても貴重だと思いました。 |
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ナルホド、エゾマツが周りにあるからえぞ松沼なんですね。 上のつつじ沼は、つつじが周りに生えています。 |
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とても日本とは思えない景色。 しかも山の上にあるんですから、不思議ですねぇ。 雲がゆっくりと流れていきます。 |
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湿原の一番奥にある、はい松沼です。 水面には水草が茂っていて、沼という感じはしませんでした。 周りにあるのははい松なんでしょう。 (私には区別がつかない) |
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はい松沼はこんな感じ。 びっしり水草が生えています。 |
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松山湿原は30分ほどでひとまわりできます。 登ってきたときは、なんでこんな場所に来てしまったんだろうと半分後悔しかけていたんですが、下山するときは感動に満ち溢れていました。 結局駐車場に戻っても、誰とも会いませんでした。 |
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14:33 オホーツク海、再び! 松山湿原からは、雄武町を目指し、オホーツク海へ出ました。 今日は比布でよしろうさんと落ち合う予定なので、道北方面をうろついているわけです。 再びオホーツク海に出ました。 このままオホーツク海沿いを南下して行こうかな…。 |
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オホーツク海まで出たのはいいんですが、網走方面に走り出すとすぐ、進行方向に暗黒の雨雲が見えてきました。 地図を見て迂回路を探したのですが、今来た道を戻るしか手は無く、雨に濡れるのはシャクなので戻ることにしました。 オホーツク海沿いではなく、内陸を南下することにしました。 |
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15:36 道道101号線某所。 まんまと雨雲を迂回することはできたんですが、アクシデント発生。 なかなか走り心地の良い道道101号線を快調に走っていると、左手首に違和感が。 メタルバンドのダイバーズ・ウォッチ(けっこう重め)をしていたんですが、バンドがスルっと緩んだような感触。 装着していた腕時計はメタルバンドでDバックル(バンドは繋がったままで、腕に通してからバックルをするタイプ)だったので、バックルが外れて緩んだんだろうと思い、安全なところでバイクを停めようか…とバイクを左側に寄せて減速を始めたそのとき、左手のグローブとウエアの袖の間から落ちて左膝に当たり、その勢いで道路左の藪の中に!? 左の写真のとおり、道路脇はかなり深い原生植物の藪で、しばらく探したんですがまったく見つかる気がしない(TT)。 かなりお気に入りだったんですけどねぇ…。 まぁ、安全運転しなさいという警告と思い、あきらめることにしました。 「北海道に置いといてやるワイ!」 |
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16:07 岩尾内湖。 比布まであと少し。最後の休憩。 岩尾内湖には初めて来たんですが、細長い人造湖です。 休憩所とキャンプ場があるくらいで、とても静かな湖ですね。 それにしても、腕時計が悔やまれる…。 なぜ落ちるかなぁ。 振り返っても仕方ないですけど、ちとブルー…。 天気は良いのになぁ。 |
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本日の走行:約360km 給油: 智恵文にて15.7g(稚内の給油所から351.7km、燃費は22.4km/g) 当麻にて11.1g(智恵文の給油所から235.7km、燃費は21.2km/g) コンスタントに22km/g前後を記録していくGSX。 なかなかの燃費です。 稚内から苫前までは海沿いの平坦路、苫前から智恵文を経由して、ぐるっと走って当麻まではワインディング三昧だったんですけどねぇ。 |