1992年 北海道ツーリング


サロベツ原野付近

■日程:
  1992年8月1日(土)−8月8日(土)

■メンバー:

K2R (GPZ900R)
小僧氏 (GSXR1100)

■コース:
  1日目:埼玉県戸田市(自宅)−新潟−新日本海フェリー(泊)
  2日目:新日本海フェリー−小樽−岩見沢周辺(てらにぃ邸泊)
  3日目:岩見沢−滝川−浜益−苫前−サロベツ原野−稚内(RHみどり湯泊)
  4日目:稚内−宗谷岬−浜頓別−サロマ湖−遠軽−北見峠−旭川−美瑛(RHミツバチの家泊)
  5日目:美瑛−十勝岳望岳台−富良野−麓郷(RHラベンダーライダーハウス泊)
  6日目:麓郷−狩勝峠−帯広−広尾−襟裳岬−静内−苫小牧(千葉旅館泊)
  7日目:苫小牧−札幌−小樽−新日本海フェリー(泊)
  8日目:新日本海フェリー−新潟−前橋−埼玉県戸田市(自宅)

■概要:
  社会人になって二年目。
  前々年は就職活動で、前年は社会人一年目で何かと予定が組みづらくて北海道ツーリングは断念していた。
  社会人二年目のこの夏は、NINJAと共に北海道に行きたくて、早々と計画を立てて北海道上陸を果たす。
  目的としては、思い出の地である岩見沢の散策と最北端宗谷岬への到達。
  前半はソロツーリングを楽しみ、後半は小僧氏と合流して北海道を堪能する。
  久しぶりのロングツーリングだけにワクワクである。

◆1日目
(自宅−関越自動車道−新潟港−新日本海フェリー)

 このころは埼玉県戸田市に住んでいました。
 8月1日(土)朝10時新潟港発の新日本海フェリーに乗るため、7月31日(金)の夜中に出発して新潟に向かいました。
 新日本海フェリーの新潟・小樽航路は、以前ハスラー50とVFRで何回か利用したことのある航路であり、勝手がわかっているため、今回も新潟・小樽航路にしました。
 新日本海フェリーは船内の設備や食事などはかなりいいレベルだと思います。
 太平洋側の某フェリーと比べると揺れも少ないように思うのですがどうでしょう?
 (もっとも、この5年後の1997年には、台風のときに新日本海フェリーに乗り、大フィーバー状態だったこともありましたが…。)

 長距離フェリーというのはなかなか退屈なものですが(新潟・小樽は17時間ほど)、その時間を利用して北海道内のスケジュールを再検討します。
 北海道にツーリングに行く人はほとんどそうでしょうが、私の北海道ツーリングは、基本的には宿とか決めないで、大まかなルートだけを決めて走ります。
 無計画こそが旅の醍醐味と思うからです。非効率でも、トラブルが発生しても、それも「旅」ですよね。

◆2日目
(新日本海フェリー−小樽−札幌−岩見沢周辺−支笏湖−苔の洞門−岩見沢)


 早朝5時、小樽港着。
 久しぶりの北海道上陸、NINJAでの北海道上陸を果たす。
 国道5号線を札幌に向けて走り出す。
 天気がいい!空気がいい!景色がいい!
 やっぱり北海道はいい!!

 1992年の仕様はKERKERスリップオンマフラーの装着のみ。
 見よ!この荷物満載状態を!

 札幌駅前で。
 ほんの数年ぶりなんだけど、久しぶりに来てみると懐かしい。

 「札幌駅」に来たっていうと、とても遠くに来た感じがするなぁ。

 札幌・小樽間は40kmほどなんだけど、早朝であることと、信号があまりないために、あっさり札幌に着いてしまう。

 ←札幌時計台前で。
 行ったことある人はわかると思うけど、時計台のある場所ってイメージとだいぶ違うんだよねぇ。
 早朝の札幌では、この他札幌駅や大通り公園とかで記念撮影する。

 元北海道民のくせに、すっかり観光客になってました。

 国道12号を東へ。
 第二の故郷、岩見沢市に到着。
 我が母校のロータリーにある観音像前で。

 友人のてらにぃと会うのが今日の目的だが、まだまだ朝なので(変な日本語だな)岩見沢周辺散策に移行。
 1989年に転倒した夕張の万字峠や桂沢湖に向かう。

 自分の住んでたアパートの前。
 冬は1回の部屋の窓の上まで雪が積もります。
 6畳+4.5畳バストイレ付駐車場付管理費込みで26000円/月だった。
 安いなぁ。

 ここでVFR400Zとハスラー50と共に過ごしたのである。


 丁未風致公園(ていみふうちこうえん)

 岩見沢から夕張に向かう途中の峠にある公園で、標高650mもあります。
 園内にはキャンプ場やパークゴルフ場があります。

 岩見沢に住んでいた頃は、VFRでよくここまで来たものです。
 (俗に言うローリングというやつですな)

 さすがにここまで標高が高いと、夏でも肌寒いです。

 三笠市の桂沢湖。

 湖は写ってないけど桂沢湖の駐車場です。

 桂沢湖は、岩見沢市民だった時代に、先輩や仲間と昼夜問わずたびたび来た場所です。

 観光シーズンの日中には、印象深い桂沢湖のテーマソングを繰り返し繰り返し聞くことができます。
(宗谷岬や襟裳岬みたい)

 このときはまだ「エゾミカサリュウ」は恐竜だったのですが、その後「トカゲ」と鑑定されたようです。
 桂沢湖のほとりには「エゾミカサリュウ」の等身大(?)模型が異彩を放ってます。→

 桂沢湖に程近い三笠市立博物館には「エゾミカサリュウ」の化石とかが展示されています。

 カッコよさそうで、ちょっとマヌケ顔が印象深いです。

 ←桂沢湖から三笠市内に向かう途中にあった炭鉱跡。
 夕張をはじめ、昔は北海道には炭鉱が数多くあったんですね。
 炭坑跡に行くと、ちょっと旅情をそそるというか、物悲しくなりますね。

 さて、無事てらにぃと合流したので、てらにぃのクルマでドライブに出かけました。
 ちょっとドライブのつもりが支笏湖まで行ってしまい、さらに支笏湖の南岸にある「苔の洞門」という観光地に行ってみました。
 なんでも、以前ここで野生の熊が出没してからしばらく立ち入り禁止になっていたのを、数年ぶりに解禁になったということで熊が出ないことを祈りつつ行ってみました。

 「苔の洞門」はその名の通り、苔で覆われた回廊のような地形が数百メートル続いていて、その中を歩くことができます。
 週末ということもあって、観光客が多かったです。

 この日はてらにぃの実家に泊めていただきました。

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