1992年 北海道ツーリング

◆3日目
(岩見沢−滝川−浜益−苫前−サロベツ原野−稚内)


 朝、てらにぃの家を出発してからは国道12号線を滝川に向けて北上。
 滝川から日本海側に抜けるべく国道451号を西へ向かう。
 国道451号は日本海岸の浜益まで約50kmなのだが、対向車も追い越して行く車もほとんどありませんでした。もちろん信号もほとんどありません。
 道路自体は快適な舗装路で、周囲には高山植物のような変わった植物が生い茂り、ちょっと気に入りました。

 ←日本海側に出ました。
 今日もいい天気です。

 留萌にある黄金岬です。
 メジャーな観光地で、夏場は海水浴客も多いため、駐車場はクルマでごったがえしてました。
 ここからの日本海の眺めはとてもいいですよ。

 日本海岸を北上しつつ留萌に入ると、黄金岬を見落とすことはないと思います。

 夏場は海岸沿いの駐車場周辺に売店が立ち並び、休憩するポイントとしてもいいのではないでしょうか?

 初山別にある「みさき台公園」です。
 キャンプ場も整備されていてとてもキレイな公園です。
 ちょっと高台にあるため、日本海側だけでなく360度景色がいいです。
 北海道内にある岬では、個人的に好きな岬の上位にランクインします。
 オススメです。
 海沿いにはバンガローもあったりするので、ここで夕焼けを見て夜は満天の星空を眺めるのもいいかなと、誘惑にかられます。

 北へ、北へ!
 目指すは最北端の町、稚内。

 道北はこんな道がいっぱいです。
 (もちろん北海道内はこんな道ばかりかもしれませんが)

 NINJAみたいな大型バイクに乗っていると、本州ではついついスピードを出してしまうのですが、ここではできるだけゆっくりこの風景を、シチュエーションを楽しみたいものです。

 初めて来ました、サロベツ原野。
 ウワサには聞いていたけど、ホントに広いです。
 「写るんです」のパノラマ版を持っていっていたのですが、とても撮りきれません。
 ここの雄大な景色に魅せられ、この後何回もここを訪れることになります。

 サロベツ原野内にある「サロベツ原生花園」

 サロベツ原野の中には泥炭地があり、そこを散策することができます。
 もちろん、土足で入ってしまうといろいろと問題があるので、こうして木の板が渡されていて、この上を歩くようになっています。

 それにしても広い。
 空も高い。

 稚内へ向かう。

 走れども走れども原野が続く。
 とても走りやすい道です。
 とばしたくなる気持ち、わかるなぁ。
 このあたりはヘリコプターで取締りをしているという、まことしやかなウワサがあるのもうなづける。


 まだまだ北へ!
 サロベツ原野からさらに北へ向かうと、最果ての雰囲気が漂い始めます。
 稚内はもうすぐです。

 ←遠くに見えるのは利尻島の利尻富士です。
 日本海にどーんと浮かぶ利尻山はとても格好良くて、カメラに興味のない人でも写真におさめたくなる風景だと思います。

 冬の利尻山は、登山隊がエベレスト登頂の練習に使ったりするくらい厳しい山だそうですが、夏の利尻山は温かみのある山に見えます。

 稚内ライダーハウス「みどり湯」

 本日の宿は稚内市内にあるライダーハウス「みどり湯」です。
 銭湯を改築してライダーハウスにしているので、おフロには困らないです。

 ここのオーナー夫妻はとてもカラオケ好きで、ここに泊まったことのあるライダーはみんな忘れることのできない思い出をつくることができるでしょう。
 かくいう私もサザンの名曲を熱唱させていただきました(^^)。

 騒ぐのが苦手な方は、あまり向いてないかもしれませんね。

 当時は夕食に「鮭のチャンチャン焼き」を食べさせてくれて、宿泊料込みで1200円程度だったと思います。
 (その後、夕食はなくなってしまいましたが…)

 好きなライダーハウスのひとつです。

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