1996年 北海道ツーリング

◆6日目
(釧路−和商市場−細岡展望台−塘路湖−カヌー−細岡−塘路湖−弟子屈−川湯温泉−野山峠−裏摩周展望台−養老牛−弟子屈−屈斜路湖−川湯温泉−RH「蜂の家」泊)


 今日は朝から豪勢に行こう(?)。
 釧路の観光名所としてあまりにも有名な「和商市場」に向かいます。
 ここではイクラやイカやマグロやアマエビやその他もろもろの具材をご飯にのせて食べます。新鮮な魚介類の美味さはもうたまりません。価格もさすがの市場価格であるため、2杯食べても財布のダメージは非常に少ないです(^^)。
 朝から腹いっぱい食べました。

 釧路から国道391号線を北上します。
 途中、「細岡展望台」に寄り、釧路湿原と釧路川の雄大な眺めを観て、イメージを高めます。
 何のイメージかというと、下の写真を見ていただければわかります(^^)。
 なにしろはじめての体験なのですから。

 塘路湖にある「塘路元村キャンプ場」ではカヌーで釧路川を下るイベントが体験できます。
 カヌーには4人乗りと2人乗り(共にガイドさん含まず)があり、私と馬場氏は2人乗りを選択しました。
 2人乗りは2人で3万5千円と、!な価格ですが、今回の目的のひとつでもあるため、快く支払います。
 (ホントは二人で10分ほど考え込みましたが)
 4人乗りのほうはもう少し割安なので、どこかでメンバーを調達できればよかったのかもしれません。
 まぁ、細かいことは置いといて、釧路川の川くだりに出発です!

 川くだりは塘路湖を出発して釧路川へ出ます。ゴール地点は細岡駅の近くです。帰りはクルマで出発地点まで送ってくれるので、川くだりを体験したい人には便利です。
 夏場は混む事があるようなので、予約を入れたほうがいいかもしれません。

 塘路湖から釧路川に向かう支流です。
 流れはとても緩やかで、水面を滑るように移動します。

 各カヌーにはガイドさんが1人付いてくれて、川の流れを読んでくれるので、中州に乗り上げたり急流に捕まったりすることがないので安心です。我々のようなシロウトには助かります。

 また、ガイドさんは野鳥や小動物などを発見するのも名人で、カワセミやシカなんかも見つけて教えてくれます。

 我々と同時に川くだりを始めたパーティーは4組ほどあり、ときどき競争になったりします。
 右の写真は我々に挑んできた家族です(^^)。

 ホントはゆっくりと川くだりをしたいのですが、勝負を挑まれては逃げるわけにはいきません。馬場氏と二人で全速力です。

 釧路川の本流に出ました。
 思っていたよりも川幅があって水量も多いです。
 ところどころ流れが急な部分があるので気をつけなければいけません。

 しかし、これだけの体験ができて1人1万7500円は安かったかもしれません。

 塘路湖をあとにした我々は弟子屈に向かいます。
 弟子屈についてからまだ時間もあったので、摩周湖や屈斜路湖へ行くことにしました。

 右の写真は「裏摩周展望台」です。
 残念ながら今年も「霧の摩周湖」は観ることができませんでした。

 屈斜路湖の砂湯です。
 砂湯は屈斜路湖の砂浜にある温泉で、砂浜を掘って自分専用の湯船を作ることができます。
 しかしここには観光客も多く、日中に温泉に入るにはかなり勇気が必要です。

 しかし、弟子屈から裏摩周展望台を周って屈斜路湖に帰ってくるまで150km以上あります。この距離をあっさり走ってこられるのはさすが北海道です。

 今日の宿も川湯温泉のライダーハウス「蜂の家」です。
 ここは川湯温泉の中心にあるため、温泉には入り放題です。(もちろん料金はかかりますが)
 公衆浴場もあるので、フロには困らないです。
 何度も利用するところをみると、いつのまにかお気に入りのライダーハウスになっているようです。

 「蜂の家」の内部です。
 タタミ敷きに雑魚寝です。
 昔は居酒屋さんだったんでしょうか?
 中にはテレビもあったりして、天気とかの情報収集もできます。
 利用客は比較的多いので、いろいろなツーリング情報もここで手に入れることができます。

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