1996年 北海道ツーリング

◆5日目
(川湯温泉−弟子屈−標茶−中標津−標津−野付国道−厚床−根釧国道−根室−納沙布岬−根室−厚岸−釧路−健康ランド「黎明薬湯」泊)


 この日の朝、「蜂の家」の駐車場でなんとNINJAにオイル漏れが発覚!!
 急遽川湯温泉街のガソリンスタンドに駆け込む。
 アンダーカウルまで外して漏れのある場所を探す。
 そうやらクラッチのマスターシリンダー下あたりからエンジンオイルがにじんできているようだ。
 オイルが一度に大量に出ているわけではないため、とりあえずオイルを足しながら走れば大丈夫だろうと、そのままツーリングを続行する。

 オイル漏れ発覚のため、とりあえずバイク屋さんに見てもらおうと思ったので、多和平も開陽台もパスして中標津市街へ。
 しかし、中標津市街まで走ってきても、特にオイルは減る様子はないので、東京に帰るまでもつだろうと判断した。
 一安心した我々は食事をとることにした。

 左の写真は中標津の市街にある食堂「むつみ」さんです。
 私は「豚丼」を食べ、馬場氏は「唐揚げ定食」を食べました。「豚丼」もおいしかったですが、「唐揚げ定食」はさらにおいしそうでした。

 中標津から標津に抜けてオホーツク海に出ます。
 国道244号線は別名「野付国道」といいます。
 この日は昨日にも増して天気が良く。Tシャツで走っても暑いくらいでした。
 海沿いは風がとても気持ちよくて、気分も上々です。

 この写真だとちょっと見えないかもしれませんが、「別海北方展望台」ではクナシリが良く見えました。
 宗谷岬から見るサハリンもそうですが、こんなに近くにあると、領土問題に揺れるのはわかる気がします。
 個人的には日本の領土でもロシアの領土でもかまわないのですが、自由にあの島もツーリングできるようになるといいなと思います。

 オホーツク海を南下して、目指すは今回のツーリングの目的地、納沙布岬です。
 納沙布岬に近づくにつれて気分は高まりますが、天気が!また霧です。濃霧です。
 納沙布岬の灯台では、霧笛がものすごい音を立てていました。
 納沙布岬、というか根室半島を境界線にして南が濃霧、北は快晴という変な天気でした。

 たしかここは以前来たことがあったなぁ。
 なんか、直射日光がまぶしいのに視界が悪いという天気。このモニュメントの後ろはオホーツク海なんですが、ちっとも見えません。
 このあたりではよくある天気ということです。

 納沙布岬のあとは霧多布岬に行く予定だったのですが、国道44号線を釧路方面に向けて走っていると、国道の南側の海岸のあたりは真っ黒い雲が海岸に沿って連なっていて、あきらかに雨の様子だ。これでは霧多布岬は悪天候だろうと考え、まっすぐ釧路を目指します。
 今日の宿は釧路市街にある健康ランド「黎明薬湯」です。
 私は北海道ツーリング以外にも健康ランドの利用頻度が高いのですが、個人的にここの「黎明薬湯」は、設備・広さ・価格・立地条件のどれをとっても最高ランクです。お気に入りの健康ランドですね。


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