1996年 北海道ツーリング

◆8日目
(麓郷−富良野−「北の国から」資料館−カレー屋「唯我独尊」−上富良野−十勝岳展望台−美瑛散策−芦別−桂沢湖−大夕張−追分−苫小牧フェリー埠頭−ブルーハイウェイライン)


 朝方、麓郷の森に出かけました。
 早朝は観光客が少ないので、ゆっくり観てまわることができます。といっても、何度も来ているので目新しいものはなにもないのですが…。

 奥に見えるのが初代「五郎の家」らしいです。
 ホンモノ(?)はドラマの中で家事で燃えてしまったんですよね?
 今日は天気がよさそうです。

 麓郷の森を出たところで私のNINJAは5万キロを達成いたしました。
 1990年2月にNINJAを購入してから6年半で5万キロです。
 今までいろんなところを走りました。

 ありがとうNINJA。
 そして目指すぜ10万キロ!

 1996年現在の「黒板五郎の家」です。
 この年からどうやら観光地になったようです。

 あまりTVドラマ「北の国から」に思い入れはないのですが、麓郷に来てしまうのはなぜでしょうか?
 でもドラマは毎回観ていたりする。

 富良野駅前に来ました。
 定番のカレー屋さん「唯我独尊」に行くつもりなのですが、開店は11時なのでそれまで時間を潰そうとウロウロしていると、「北の国から資料館」というものが駅の近所にありました。
 どうやらこれはこの年だけの催し物のようです。

 実は「北の国から」というドラマは大学生になってから観たので、ドラマの初期の内容はよく知らなかったので、この機会にいろいろと勉強させていただきました。

 この資料館には、「北の国から」のストーリーに出てきた小道具、大道具等々がたくさん展示されていました。
 TVドラマを良く知っている人たちにとっては懐かしいものもあることでしょう。

 さて、カレー屋「唯我独尊」でカレーを食べたあと、十勝岳展望台まで行ってみました。
 天気がよかったので景色は最高です。

 驚いたのは、以前(1992年)にここを通ったときはほとんど未舗装路だったのに、このときには既にほとんど舗装されていました。

 天気がいいので美瑛の波状丘陵を周遊します。

 左の写真は「マイルドセブンの丘」です。
 昔、同名のタバコのCMに使われたからこの名前がついたようです。
 美瑛にはこのように名前のついた場所がいくつかあります。

 右の写真は「カルビーアラポテトの丘」です。
 さすがにCMに使われただけのことはあって、景色がいい場所です。
 私のようなシロウトの写真ではその魅力の10分の1も出せないでしょうが…。

 「ケンとメリーの木」です。
 そのCMを見たことがないので、ホントにCMで使われていたのかはわかりませんが、CMに使いたくなる場所であることは確かです。

 まぁ、美瑛の丘はどこも景色がいいですが。

 「北西の丘」と呼ばれる展望台付近にあったラベンダー畑です。
 ハテ?ラベンダーってこんな8月中旬でも咲くんでしょうか?

 さて、このへんで今年の装備の紹介です。
 といってもいつもの「2’s」のタンクバックに「COURCE」のツーリングザックだけです。
 ツーリングザックの中身は半分が着替えで半分が寝袋です。
 もっとコンパクトな寝袋を買おうと毎年思うのですが、事足りているので今まで買い換えていません。

 美瑛でゆっくりと波状丘陵散策を終えた我々は、芦別を経由して国道452号線を夕張に向かうルートを選択しました。
 これが大きな間違いで、「国道452号線は舗装されたよ」というガセネタに騙され、とんでもないウォッシュボードのダート道をところどころ走ることになりました。
 途中、あまりの振動にNINJAのフロントカウルが外れるというトラブルに合いましたが(^^)、なんとか無事苫小牧のフェリー埠頭に到着いたしました。

 右の写真はフェリーに乗り込む寸前のバイクの列です。
 さすがにお盆休みとあって、バイクの数も100台前後ありました。
 みんなそれぞれの思い出をバイクと共に本州に持ち帰ります。

1996年の北海道ツーリングはこれで終わりです。


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