1998年 北海道ツーリング

◆3日目
(苫小牧−静内−浦河−忠類−浦幌−釧路健康ランド「黎明薬湯」泊)


 このカットが記念すべき馬場氏VFRの初ショットです。
 場所は苫小牧の健康ランド「黎明薬湯」の駐車場です。
 初期型VFR750Fとは、なんともシブイ選択です。
 本人は「安かったから」と言ってますが、ホントは狙っていたハズです。
 馬場氏とVFRの組み合わせは、あきらかに私とNINJAの組み合わせよりパワーウェイトレシオが良いので、加速性能とか燃費とか良さそうです。

 ちなみにこのとき、馬場氏はグローブをなくしています。


 苫小牧を出た我々は、太平洋岸沿いを浦河方面へ向かいます。
 普通なら「襟裳岬」を目指すのでしょうが、「襟裳岬」には何回も訪れているので行く気になれず、浦河から国道236号線を広尾に向けて走ります。(ショートカットしたようなもんです)

 国道236号線の浦河側は、右の写真のような清流と平行して走っています。
 思わず川原に下りてその流れに手を入れてみると、冷たくて気持ち良いです。
 どうやらヤマメとかもいるようです。
 そういえば遡上する鮭も見かけましたが、ほんとにこの川で生まれたのでしょうか?

 広尾からは国道336号線、通称ナウマン国道を浦幌方面に向かいます。
 ナウマン国道はガソリンスタンドも売店も無いため、人間もバイクも腹がすいて、ちょっと不安になったりしました。
 左の写真は「湧洞湖」です。
 この駐車場にある標識には「湧洞湖」、ツーリングマップルの1997年版には「湧洞沼」と書かれています。どちらが正しいのでしょう?
 なにはともあれ、天気が良いです。

 浦幌の「吉野共栄」という交差点のところにあるホクレンでガソリンを入れた我々は、国道38号線を挟んでホクレンの向かいにある食堂で遅いお昼ご飯を食べました。
 「生姜焼き定食」を注文したのですが、これがまた味・量ともに唸るものがあります。豚ってこんなにおいしいんだと思いました。
 単に腹が減っていたからかもしれませんが、格別に美味かったです。

 さて、その食堂のすぐ脇から、国道38号線を外れて太平洋岸に出る道があります。
 少々ダートが続きますが、オンロードモデルでも問題ないレベルです。
 直別に抜ける道なのですが、途中に昆布刈石展望台という、標識以外何もない展望台があります。それが右の写真です。
 でも、太平洋岸の景色は見ごたえありますね。

 東京で9月中旬といえば、残暑厳しく暑さにもとっくに飽きている時期ですが、北海道は違います。天気が良くてももう既に晩秋の風さえ感じます。ストレートに言うならば「寒い」のです。
 上の写真では赤のサマージャケットを着ているのですが、左の写真では青のウィンタージャケットです。
 この日は釧路に近づくにつれて寒くなってきました。

 寒いときにはフロが恋しいです。
 今日の宿は釧路健康ランド「黎明薬湯」です(^^)。
 他の年のツーリングレポートでも書いていますが、釧路の黎明薬湯は広くてキレイでゲーセン付きで酒と料理の種類が多くてお気に入りです。
 余談ですが、このあと釧路湿原に沈む夕陽を見ようと「細岡展望台」に我々は向かいました。
 「細岡展望台」はかなり有名で、釧路湿原の東側にある展望台ですが、地図を見てみるとその南側に「岩保木山」という展望台を見つけました。
 もちろん「あたらし物好き」の我々はこの「岩保木山」に向かったのですが、付近は細いダート道だしあたりは暗くなってくるしで、結局展望の良い場所を見つけることなく日は落ちてしまいました。オマケに道に迷い、馬場氏はUターンしようとしてVFRを倒してしまうし(^^)で、いいことなしでした。まぁでも今ではいい忘れられない思い出です。

戻る  次へ
1日目−2日目 3日目 4日目 5日目−6日目−7日目
ツーリング日記  ホームページ