１９９８年　北海道ツーリング

◆４日目
（釧路−阿寒湖−オンネトー−津別−チミケップ湖−美幌−美幌峠−弟子屈−田和平−釧路健康ランド「黎明薬湯」泊）

	一夜明けて、釧路を発った我々は今日の目的地に向かいます。 　いや、今回のツーリングの目的地と言って良いでしょう。 　その目的地とはチミケップ湖です。 　愛用の「ツーリングマップル北海道」にはチミケップ湖に「北海道三大秘湖」という注釈が付いています。 　同地図によれば、北海道三大秘湖とは「オコタンペ湖」「東雲湖」「チミケップ湖」となっています。 　このうち「オコタンペ湖」は学生時代に行ったことがあり、「東雲湖」は昨年のツーリングで行きました。 　なので、まだ行っていないのは「チミケップ湖」だけです。 　ちなみに左の写真は朝の阿寒湖です。 　服装を見ていただければわかりますが、寒いです。
右の写真はオンネトーです。 　以前はここを目指して来たこともあったのですが、「ついでに」寄るようになってしまいました。 　でも、いつ見てもきれいです。 　この日も天気が良くて湖面が青々としていて感激しました。
	で、これが「チミケップ湖」です。津別町にあります。 　来てしまえばなんてことない湖なのですが、ここに来るまでには数キロのぬかるんだダート道を来なければならず、ダート好きな馬場氏もちょっとまいっていました。 　そのかいあってか（？）、ぜんぜん人のいない「秘湖」に出会うことができました。 　内地にある湖って、湖の周囲には必ずサイクリングコースや歩道が整備されていて、貸しボート屋さんとか釣り道具屋さんとか、果てはレストランやコンビニが建ち並んでいたりするのですが、ここは違います。 　湖の周囲はほとんど原生林で、湖面までせり出しています。 　日本の湖にはこういった場所は確かに少なくなりましたね。 　これで「三大秘湖制覇」です(^^)。 　湖畔に一軒だけ開店していたチミケップホテルのレストランで、神秘の湖面を見ながら昼食をとりました。 　すごく充実した時間を過ごしているような気がしました。
「チミケップ湖」からの帰りは、美幌に回り美幌峠を南下して弟子屈方面へ向かいます。 　途中、美幌峠があまりに天気が良かったので、当然「うだうだ」します。 　右の写真を見てわかるとおり、天気は最高です。 　気温も恐れていたほど下がらないので、快適なツーリング日和です。
	「我が心の峠」美幌峠で「うだうだ」するワタシ。 　何度来てもいいですねココは。 　初めてココを訪れたときのことを思い出します。 　年月の経つのは早いものですが、この景色を見て思うことはあのころと変わりません。 　「バイクっていいなーっっ！！」
美幌峠のあと、今日こそは感動的な夕陽を見ようと我々は「田和平」に行きました。 　スバラシイ！ 　ヘボいカメラとヘボい腕ではこの感動は写真に収められない！ 　なんてキレイな夕陽なんだ。 　都会ではけして見ることのできない夕陽でした。 　このあと、当然真っ暗になるのですが、今夜のお宿も釧路「黎明薬湯」(^^)。 　慌てずノンビリ帰りましょう。

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