1998年 北海道ツーリング


■日程:
  1998年9月某日−某日   
  8日間

■メンバー:
  私(GPZ900R)
  馬場氏(VFR750F)


(北海道三大秘湖「チミケップ湖」にて

■コース:
  1日目:東京の我が家に合流−常磐自動車道−大洗港−ブルーハイウェイライン(フェリー)泊
  2日目:ブルーハイウェイライン−苫小牧健康ランド「黎明薬湯」泊
  3日目:苫小牧−静内−浦河−忠類−浦幌−釧路健康ランド「黎明薬湯」泊
  4日目:釧路−阿寒湖−オンネトー−津別−チミケップ湖−美幌−美幌峠−弟子屈−田和平−釧路健康ランド「黎明薬湯」泊
  5日目:釧路−阿寒−足寄−上士幌−ナイタイ高原牧場−糠平湖−扇ヶ原展望台−帯広駅前ビジネスホテル泊
  6日目:帯広−清水−日勝峠−日高−紅葉山−苫小牧港−ブルーハイウェイライン(フェリー)泊
  7日目:ブルーハイウェイライン−大洗港−常磐自動車道−東京

■概要:
 今年の夏休みも去年同様仕事でつぶれ、9月に振り替えて取ることになりました。
 まぁ、北海道に限らずツーリングに行くなら、お盆の時期よりシーズンをずらしたほうが道も観光地もすいていていいですよね。
 とはいえ、今年は北海道にいけるとは思っていなかったので、急遽荷物をまとめて出かけます。
 こんなときでも馬場氏はついてきてくれるので、便利なツーリング仲間です。
 実は馬場氏は今年のツーリングには乗り気なのです。
 なぜならば…、なんとオフシーズン中に「大型二輪免許」を取得して念願の「ホンダVFR750F」を手に入れていたからです。
 彼にとってオートバイとは、年一回の北海道ツーリングに行くための大事な道具であるため、北海道ツーリングに行かなければ、苦労して大型を取りバイクを買い換えたことの意味がなくなってしまうのです(私見ですけど)。
 というわけで急遽決まった北海道ツーリング。今年はどんなことがあるでしょう?


◆1日目
(東京の我が家−常磐自動車道−大洗港−ブルーハイウェイライン泊)

例年同様、仕事を終えて帰宅し、ツーリングの準備をします。
今年から開き直ったことがひとつあります。
「寝袋を持たない」ということです。
つまり、キャンプ場またはライダーハウスには泊まらないということです。
私も馬場氏も安物の巨大な寝袋であるため、寝袋を持っていくと後部座席上の荷物の約3分の1は寝袋となってしまうのです。
なにより我々「うだうだーず」はめんどくさいことがキライ。もうパッキングに手間取りたくないし、がさばる荷物はイヤ。
それに我々は「健康ランダース」でもある(^^)。健康ランドが北海道にある限りそれを利用しようではないか。
ということで寝袋は持たず、宿泊は健康ランドに絞ることにしました。

さて、1日目は夕方東京を出発して大洗港まで行き、深夜出航のフェリーに乗るだけです。
フェリーに乗ったらビールかっくらって寝るだけです。
二人とも気心知れているので、淡々とフェリーに乗り込み、お互いの再会と北海道ツーリングの成功を願って乾杯となります。
9月に長い休みを取るのは結構大変。「休みを取るならしっかり仕事してから取りなさい」と言われるのがあたりまえ。
なのでせっせと休みを取るために働きます。北海道に行くためなら多少の無理も聞きます。失敗して仕事が長引き、休みの予定がパーにならないようにとても気を使います。ホントはみんながお盆休みのとき私は仕事していたので、休みは当然取れてあたりまえだと思うのですが、口には出さずもくもくと休みに向かって働きます。そしてようやく休みを勝ち取るのです。
この仕事の疲れ(半分気疲れ)を北海道上陸までにフェリーで爆睡して癒します。

…休みが終わると「長いこと休んだんだからそのぶん働きなさい」ということになるので、ツーリングが終わったあとの仕事もつらいです。

◆2日目
(ブルーハイウェイライン−苫小牧港−苫小牧健康ランド「黎明薬湯」泊)

ブルーハイウェイラインは大洗港を深夜に出航して、苫小牧には夜8時頃に着きます。
夜8時といえば既に真っ暗。ツーリングには向きません(あたりまえですが)。
ということで苫小牧港を出た我々は、苫小牧港から数キロのところにある健康ランド「黎明薬湯」に行きます。
さっさとチェックインしてフロに入ります。ここではフェリーの疲れを癒します(^^)。
もちろん風呂上りにはビールと決まっています。北海道上陸を祝って乾杯です(^^)。
本格的な北海道ツーリングは明日から始まります。


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