1999年 北海道ツーリング! 


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■7月16日(金)

−フェリー内[6:30]−
朝のアナウンスで起こされる。隣の寝台で寝ていたはずの馬場氏は既に寝床に居ない。グルーミングのため洗面所に行こうと廊下に出たところで馬場氏を発見。聞いてみると「アマゾンに居るような鳥の鳴き声で起こされた」とのこと。なんのことか良くわからないまま洗面所のほうに行くと、確かに鳥の鳴き声のような…オバチャンたちの笑い声。下船を控えて既にハイになっておられるご様子で、笑い声が絶えない。一瞬、「ドリフの大爆笑」のちょっと大袈裟なオバチャンの笑い声を思い出した。朝から聞くとちょっと萎えるよね。
で、今朝は朝食を食べてやろうとラウンジへ。メニューには「洋食」と「和食」があり、それぞれバンもしくはおにぎりに付け合せがある程度のもの。これで650円とはさすが船上価格と思いつつ朝食を取る。

釧路−フェリー下船[7:30]−
いよいよ北海道上陸…なんだけど、天気は霧雨。まぁ釧路はいつもこんなもんかとレインスーツを着こむ。ワタシのおニューのレインスーツ姿を見て馬場氏が大ウケしているが気にせず出発。国道38号を西へ、白糠町に向かう。

−白糠町〜R392〜R274〜本別−
雨また雨。山間部なので雨が少し強かった。晴れていればいい景色といいワインディングなんだろうなぁと思う。今回のコンセプトどおり「初めて通る道」である。本別に出たら雨は小止みになった。

−本別〜R242〜池田町〜R38〜帯広駅−
本別を抜けたところで給油&休憩。今回最初の給油。例のごとくホクレンをチョイス。しかしたまたま入ったこのSSにはホクレンのフラッグは置いてなかった!一瞬今年はフラッグのサービスはないのかと心配になったが、このSSがたまたまフラッグを置いていないSSだったのだ。
雨はすっかりあがり、ようやく北海道ツーリングがスタートした感じがした。
途中、R38を走行中、鹿児島ナンバーの赤いNINJAが追い越していった。
夏休みでもないこんな時期に鹿児島からはるばる来たのだろうか?普段何をしているのか問いたくなるが、端から見れば我々も似たようなものか。
さて、今回帯広に寄るのは他でもない。かの「ぱんちょう」で豚丼を食べるために寄ったのだ。

−ぱんちょう[11:30]−

ぱんちょう 帯広

「ぱんちょう」は帯広駅前(北口?)にある。我々はずっと「ばんちょう(BANTYOU)」だと思っていたのだが、お店に行って初めて「ぱんちょう(PANTYOU)」であることを知る。「ほーほー」と思ったのはワタシだけではないハズ(だと思いたい)。
開店時間前に着いてしまったので、しばらくぷらぷらする。店の前には既にZZR1100が1台停まっていた。ハテ?ZZRのオーナーはどこに行ったのだろう?
開店時間になると店が開き、暖簾が下がる。開店一番乗り!のつもりで店内へ。
しかし既にZZR氏も含め3組ほど先客が入っていた。なーんだ、「入店して待つ」ってのもアリだったのね。店内は有名なお店の割にはそれほど広くない。窓際に座った。
さて、「ぱんちょう」の豚丼には「松」「竹」「梅」「華」の4種がメニューにかかれているのだが、「松」が一番安く「竹」「梅」という順で価格が上がる。どこかの情報誌で、おかみさんが「梅さん」だからというようなことを見た記憶があるけど、裏づけはとらなかった。
とりあえずその「梅」を頼んでみた。注文のとき、店員のオバチャンがやたらと「大盛りにしませんか?」とか「お味噌汁は付けませんか?」とか事務的にアピールするので、まぁわざわざ食べに来たのだからとオススメされるままに大盛りとなめこ汁をいっしょに注文する。
注文してから豚丼が来るまでは15分から20分くらいだったろうか。この間に店内は客でごった返すくらい混み合い出した。我々のテーブルも相席になってしまい、ちょっと窮屈。
さて、豚丼のお味は?…思っていたより「こんなもんかな」ってトコロ。情報誌やヒトのウワサなんてこんなもんかとも思った。初めて食べるならばともかく、北海道内で豚丼を食べ歩いているので、「普通かな」程度だった。こんなことを書くと「ぱんちょう」のファンの方に猛烈な反論をいただきそうだけど、正直な気持ちなのだ。また、観光シーズンでもない平日に行ったのにあれだけ混み合い、せかされるように食べなければならなかったのも印象を悪くしていると思う。ハイシーズンはきっとどうしようもないのだろうなぁ…。熱心に食べに行こうと思うレベルでもないし。店を出た後に馬場氏に感想を聞いてみたが、同じようなものだった。
ちなみに、ここまで書いたのだから「オマエの一番ウマイと思った豚丼はどこの豚丼だ」と言われそうなので書いておくけど、「NHK釧路支局」の社員食堂の豚丼がいまのところベストだなぁ。
(「どうやって食えばいいんじゃい」と思うかもしれませんが、努力すれば食べられるかも知れません)
あと、浦幌町に「吉野共栄」という交差点があるのですが(R38が90度曲がるところです)、ここの交差点にあるホクレンSSの向かいにある食堂の豚丼と豚生姜焼き定食は絶品です。

豚丼を食べ終わった後、店の外に出ると、バイクが3〜4台増えていた。

−帯広〜R38〜新得〜狩勝峠[13:00]−
帯広では雨は降っていなかったけど、R38を狩勝峠目指して芽室から清水を抜けて新得に入ってきたあたりで降り出した。
狩勝峠は過去に10回ほど峠越えをしているが、50%の割合で雨に遭遇している。晴れオトコでも雨に遭う場所である。天気がいいと、峠の展望台から見る十勝平野は絶景なのだが、今回は迷わず通過通過。
余談だけど、十勝平野の眺めを語るのであれば、鹿追から然別湖に向かう途中にある「扇ガ原展望台」からの眺めがいまのところ一番だと思っている。(「ナイタイ高原牧場」とかもいいんだけど、あくまでも主観ですから)
ちなみに二番は音更町にある「農林水産省十勝種畜牧場」内にある展望台かな。

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ようやく晴れてほっと一息 うわっ!ドロドロだっ!

−狩勝峠〜R38〜道の駅「南富良野」[14:00]−
狩勝峠を越えた直後はどうなることかと思うくらいキリまたキリで、前走のトラックがいなかったらまともに走れないくらい前が見えなかった。怖かった。
南富良野の道の駅まできたら、なんと快晴!なんちゅー天気や!
でも過去にも一度同じことがあったので、「ああ、やっぱりな」という気も半分。
釧路からここまで天気がイマイチ良くなかったこともあって、走ってばかりだった。だからゆっくり休憩。レインスーツやブーツカバーなんかは、休憩している間にすっかり乾いてしまった。
休憩している間、とあるオジサンに声をかけられた。そのオジサンが言うには、「10年以上前に北海道をバイクで一周したことがある。」という。こういったことをおっしゃるオジサンにはよく声をかけられる。必ず「今は乗らないんですか」と聞き返すのだが、たいてい「カカアが許してくれねぇ」とか「もうそんな歳じゃないし」というようなコトバが返ってくる。このオジサンもそうだった。
もしワタシが将来バイクに乗っていなくて、同じようなシチュエーションに出会ったら、やはり同じようなことを言うのだろうか?そんな理由でバイクには乗らないのだろうか?ちょっと考えさせられた。

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−道の駅〜かなやま湖北岸道路〜R237−
道の駅からR38を富良野方面に向かいすぐに左折するとかなやま湖の北岸の道路に(名前知らん)出ます。かなやま湖を眺めながら走る軽いワインディングで、この日はすれ違う車もなく快調快調!途中、キャンプ場の手前で「犬の死体??」とおぼしきものが道端の歩道上に…。「あやー、カワイソウに」と思っていると、ムクっとおきあがる!おきあがってまたびっくり、キタキツネである。
思わずアクセルを緩めて近づいた。逃げる様子はない。馬場氏と顔を(メットを?)見合わせる。
きっとこの道路を通る観光客がキタキツネにエサを与えてしまうのだろう。道路脇で寝ながら待っているなんてシタタカなやつだ。
そんなことを思いつつ先へ進む。するとまた道路脇に死体…じゃない、キタキツネが。
よく見ると、点々と道路脇にキタキツネがいる。この道路を通過するまでに7匹は見ただろうか。
「クルマに注意しろよっ!」と連中に声をかけ、富良野を目指す。

−R237〜R38〜東山〜麓郷−
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ご存知「麓郷の森」 年々観光客が増えてませんか??
やっぱり来てしまった麓郷の森。
「もういい」と毎年思いつつ毎年来てしまう。今年はホントに寄らないつもりだったけど、あまりに天気がいいのでついバイクを傾けてしまった。
林の中の駐車場にバイクを止める。こんな平日に観光客の多いこと多いこと。まわりのクルマはなぜかみんな白いファミリアやデミオ。ナンバープレートをよく見るとみんな「わ」ナンバー。
麓郷の森の中に入るが、数分で出てくる。「森」以外にはたいして見所もないんだもん。
「北の国から」の撮影地であるということで有名になったと思うんだけど、最近の撮影は特にココでやってるわけじゃないみたいだし…。
初めて来たころから考えると、この森もだいぶ建物が増え、駐車場も大きくなり、変わっていきましたね。
もう完全に「俗化」してしまった麓郷の森は、ちょっと落胆してしまう。もうしばらく来なくてもいいかなと思う。
当然、「五郎の石の家」とか「麓郷展望台」とか観光地はあるのだが、毎年同じところに行くのも芸が無いし、さっさと富良野市街へ向かう。

 


富良野−麓郷〜斜線道路〜上富良野〜日の出ラベンダー園[16:30]−
麓郷から富良野市街へ向かうには2つのルートがある。ひとつは麓郷の交差点を西に向かう、通常ほとんどのヒトが利用するであろうルート。まっすぐR38に向かうルートで完全舗装のキレイな道。
もうひとつは麓郷の交差点を北に向かうルート。こちらは晴れているととてもとても景観の良いルート。斜線道路に抜けるならばこちらのほうが便利なのだが、数キロのダートが残っているために、進入をためらうことになる。オフのヒトはためらうことはないと思うけど、自然環境保護と地域の人への配慮をお忘れなく。
今回は未舗装路を避けて、布部川沿いに布部方面に向かう。
斜線道路に出ると、上富良野までは信号はひとつふたつしかない。ずっと直線だし見通しも良いのでのんびりと景色を楽しむことができる。混雑した富良野市街を通らずに済む。富良野地区では好きな道のひとつだ。
快調に走っていたのだが、先ほどの「麓郷からのダートのルート」と合流する交差点のあたりでNINJAの異常に気づく。タコメーターの針がゼロを指している。ヘッドライトもついていない。
「あちゃーっ。またかよ!」ってな感じで左ウィンカーのスイッチを入れ、道路脇の歩道上にNINJAを寄せる。
実はこの症状は5年ほど前の北海道ツーリングから出始めた症状で、原因はヒューズボックスのガタからくるヒューズの緩みなのだ。対処方法もヒューズを刺しなおすという単純なもの。(ホントはヒューズボックスの緩みをなんとかしないと根本的には解決しないと思うけど)
馬場氏も毎年のことなので別に心配するそぶりもない。景色を見ながらタバコに火をつけている。
初めてこの症状が出たときは慌てたものだ。そのときは然別湖から糠平湖へ向かっている山道の途中だった。夕暮れ時で暗くなりつつあったのだが、テールランプが点灯していないことに気づいた馬場氏が無線機で知らせてきたのだ。糠平湖まで来たのだが、どう対処していいかわからず、とりあえず電気系ということでヒューズをチェックしたのだ。
ヒューズを見ても切れている様子はなく、これは根が深いのでは…と危機感を持ったのだが、キーを入れてスタートしてみると直っていた。安堵感というのはあのときのことを言うのだと思う。
さて、リアシートの荷物を下ろしてシートをはずして車載工具を出して…と、5分ほどで作業完了。
NINJAは何事もなかったかのように走り出す。

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斜線道路にてNINJA修理中
上富良野の「日の出ラベンダー園」は、まだ学生だったころに数回訪れている。社会人になってからはあまりない。サラリーマンにとって、ラベンダーのきれいなシーズンに富良野にツーリングに来ることはとても困難なことである。
でも今年は特別。ラベンダーが花盛りである。行かない手はない。
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ここは駐車場からラベンダー畑まで、ちょっとした丘を登らなければならないのだが、天気もいいし気分もいいのでサクサク登る(ホントはブーブー言いながら登っていたのだが)。
いやぁー、久しぶりに見る一面のラベンダー!思わず写真を撮りまくるが、バカチョンカメラでは限界があるんだよねぇ。でもかまわず撮りまくる。
丘の上ではテレビのニュース番組らしい取材班が撮影の準備をしていた。
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TV撮影中?

そうだよなぁ、これだけのラベンダーは絵になるもんなぁ。
…と、ここで明日の宿の手配にかかる。実は明日はルートはハッキリ決めていないが、サロマ湖に行く予定である。このツーリングに出る前に、実弟に「サロマ湖に行ってこの宿に泊まってきてくれ」と頼まれている民宿がある。
基本的にいつも宿は予約しないのだが(予約ができる宿なんて泊まらないけど)、弟が「どうしても」というので、明日の宿はそこにしようと考えている。たまには民宿とかもいいかもしんない。
携帯電話で電話。オバチャンが出る。部屋は空いている。OK!明日の宿GET!
さて、明日の宿も予約したことだし、そろそろ今日の宿に向かうとしよう(?)。
ラベンダーよまた来るぜ。

−日の出ラベンダー園〜R237〜美瑛波状丘陵地帯−
日も暮れかかってきたので、明るいうちに美瑛の波状丘陵も見ておきたい。
もちろん過去何度も訪れているので、見たことがない場所ではないのだが、8月・9月の美瑛しか見たことがない。今は7月。「まだ見たことがない景色」はあるハズ。
いつも思うことだが、美瑛の波状丘陵地帯は、やはりバイクとかクルマではなく、自転車で1日かけてゆっくり巡るべきだと思う(徒歩じゃさすがにねぇ…)。「セブンスターの木」とか「ケンとメリーの木」とかをクルマでさっさと移動して見るだけでは、何の趣もない(普段「趣」なんて重要視しないくせに)。
美瑛の観光スポットについてはココ( http://www.eolas.co.jp/hokkaido/sikibiei/ )に詳しい。


−美瑛〜R237〜旭川環状1号〜旭川ラーメン村[18:00]−

旭川今日は旭川泊なのだ。旭川に立ち寄る事なんていままでもほとんどなかった。通過することは何回かあったけどね。
R237を旭川市街へ向かう。途中、突如現れた黒雲と共に大粒の雨が!すぐに路肩にNINJAを停め、レインスーツを…着る間もなくびしょびしょ。
どうせ通り雨だと思ったけど、レインスーツを着て再び走り出す。
すると数百メートルも行かないうちに止んだ。なんつー天気じゃ…。
旭川市街に入る前に馬場氏と相談。今夜の夕食はどうするか?
旭川に来たら…、うーん、やっぱラーメンかねぇ?
ということで、いろんな雑誌やグルメ情報番組とかでも良く紹介されている「旭川ラーメン村」へ。
R237から環状1号へ。ここから「旭川ラーメン村」までが渋滞また渋滞。
東京を出てから久しくNINJAのラジエターの冷却ファンの回転音を聞いていなかったので、あら久しぶり…なんてもんじゃなく、回りっぱなし。
旭川は北海道とはいえ、暑い。この日も気温は30度を越えていたのではないか?18時とはいえ、路上は灼熱地獄のようだ。ラーメン村は遠かった。
ラーメン村に着く頃は、先ほどの雨のムレムレと渋滞のせいで二人とも弱っていた。しかし食べ物を前にすれば多少元気復活。
「旭川ラーメン村」には8軒ものラーメン屋さんが店を出している。どの店に入るかだが、どの店もうまそうである。しかし、記憶の片隅に「山頭火の塩ラーメン」というキーワードがあった。おそらくどこかの雑誌で見たのだろう。意を決して「らーめん山頭火」へ。
馬場氏もワタシも塩ラーメンを注文する。一口食べてみて驚いたのが、スープのコクである。ラーメン評論家ではないので表現力に乏しいが、「トンコツのようなスープ」だ。ホントに塩ラーメンなのかと疑いたくなるくらい。で、これがやたらとウマイ。人気があるというのがよくわかる。ここはまた来たい。いや、必ず来る。(でも、そのときはほかのお店も試してみたいなぁ)
すっかり日も暮れた。うまい夕食にありつけたし、あとは風呂に入って冷えたビールでも飲みたいねぇ。

−旭川ラーメン村〜R39〜R12〜「旭川健康プラザ 黎明薬湯」[19:30]−
今日のお宿は健康ランド。ここ3年ぐらい、北海道での宿はもっぱら健康ランドである。
予約しなくていい。何時に行ってもいい。安い。デカイ風呂に入れる。年中無休とイイコトばかりなのだ。
旭川黎明薬湯は旭川駅方面からR12を南下し、旭川大橋を越えて数百メートル行くと左手にある。R12からはちょっとひっこんだ位置にあるが、デカイ看板があるので見落とす事はない。
さっそくチェックイン。思えば全国の健康ランドを渡り歩いて何件目だろう。今日もまたその歴史に1ページが加えられる(どんな歴史だ?)。
旭川黎明薬湯についてはこちら(http://www2s.biglobe.ne.jp/~koshigoe/kenko/map.html)に詳しいので概要は省略させていただく。
ワタシは風呂好きである。風呂は気持ちいい。足の伸ばせる風呂はなおさらだ。まして露天風呂だったりするとこの上ない。健康ランドの風呂には、必ずと言っていいくらい露天風呂がある。これも健康ランドを止められない理由のひとつだ。
余談だが、健康ランドをこよなく愛する人々のことを我々の間では「ランダース」と呼んでいる(フルネームは「健康ランダース」である)。
「黎明薬湯」には、その名のとおり「薬湯」がある。これがまたキョーレツなインパクトを持つ薬湯で、我々経験者の間では「拷問風呂」とも呼ばれている。初めてのヒトは30秒も入っていられないだろう。とにかく「イタイ」のだ、アソコが。手が離せないほどだ。あれだけ刺激があるのだから効果もあるのだろうが、覚悟の上で入らないとひどい目にあう。
ひとたび入ってしまうと風呂から上がっても「イタイ」のだ。ヒリヒリする。「小」も困難だ。もう入るまいと思う。健康体なのだから入らなくてもいいだろう。
男性の感想についてはさまざまなサンプルを持っているのだが、まだ女性の意見を聞いた事がない。もし、「黎明薬湯」に入った経験のある女のヒトがいらっしゃいましたら、ぜひご感想をお聞かせ願いたい。
さて、風呂も入ったしあとはビールだ。1Fの宴会場に迷うことなく向かう。
健康ランドとはありがたいもので、たいてい広い宴会場のようなものが付属していて、飲み食いができる。価格も一般の居酒屋とたいして変わりはないので、気兼ねなくいけるのがいい。
とにかく今日はよく走った。去年まではたいてい1日あたり300〜350kmくらいしか走らなかったのに、今日は500km近く走っている。しかし、NINJAがアップハン仕様に変わったせいか、去年までより疲労が少ない気がする。肩や腕の痛もない。アップハンの効果はここにも出たのか。
馬場氏と1日をふりかえる。が、「中ジョッキ」が3杯目になるころは話をしながらもほとんど寝ている。二人とも仮眠室に倒れ込むように寝る。確か22時前だったと思う。ほとんど「気絶」だった。




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