2000年 北海道ツーリング

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 三笠にある「桂沢湖」です。
 このツーリング日記には何度も登場するポイントですね。

 夕張はちょっと曇りがちだったのですが、桂沢湖では青空が広がっています。気温も考えていたよりずっと暖かく、こんな山の中でも20度以上は楽勝にあったでしょう。とても9月末とは思えない気温でした。


 桂沢湖名物(?)、エゾミカサリュウの模型です(実物大?)。

 湖畔にこんなものが置いてあると、異様ですよね。
 なんか、ボディの色も鮮明なので、ときどきメンテナンスされているのでしょう。
 こいつを見ると、「あぁ、北海道に来たなっ」ってカンジがするのですが、きっとワタシだけでしょう。

 上のように横から見ると少しは精悍なのですが、正面から見るとちょっとマヌケです。
 でもまぁ、こんな田舎の湖にある模型としては、良くできていますよね?。

 桂沢湖からは、国道452号線を芦別方面に向かって北上します。
 国道452号線は、ようやく全面舗装したというべきか、ついに全面舗装してしまったというべきか…、また北海道のダートが減ってしまいました。
 その昔、NINJAでここを通ったときに、ここのウォッシュボードに苦労したことを思い出します。

 でも、岩見沢方面から富良野方面への移動時間が大幅に短縮されたので、きっと良いことなんでしょう。事実、予想よりはるかに早く富良野に着きました。


 夕方6時、真夏ならばまだまだ明るい時間ですが、もう10月ともなるとだいぶ暗いです。
 何度も書きますが、今夜の宿は「新富良野プリンスホテル」。いつものビンボー旅行とは違います(激安ツアーだけど)。
 でもホテルの夕食はツアーには含まれていないので、外食しなければなりません。(いや、別にホテルで食べてもいいんですけどね。)

 食事といえば富良野では当然!「唯我独尊」のカレーでしょう!!!
 我々にとってはホテルのディナーよりこっちのほうがよっぽど魅力的です。
 「唯我独尊」はJR富良野駅近くにある喫茶店(カレー屋さん)で、我々が北海道在住時代(1988年前後)に既に超有名でした。

 実は2人とも昼食も満足に食べていないので空腹度全開(?)です。迷わず向かいます。

 こ・れ・が!「唯我独尊」の「手作りソーセージカレー」1050円です。
 我々二人は超空腹なので、「大盛り」を注文しました。
 見てくださいこのボリューム!それに巨大なソーセージを!!

 写真をじっくり撮ろうと思ったのですがもう耐え切れず、ひとくち目に突撃!
 「うまいっ!!」いつ食べてもうまい!!
 この味、ずっと変わらないでここにあって欲しいです。

 しかしここで「大盛り」を食べた我々に、あとで「試練」が襲いかかります。このときは予想だにしませんでした。

 「唯我独尊」の入り口です。
 ぱっと見は木造の掘っ立て小屋(失礼)なのですが、中に入るとカントリームード漂って雰囲気の良い喫茶店ってカンジです。

 初めて来たときと比べて、だいぶ補修や建て増しがありますが、雰囲気は変わっていません。

 店の外にはお土産のソーセージも売っています。

 さて、お腹もいっぱいになったことだし、チェックインと行きますか?
 普段、旅行でホテルに泊まることなんかめったにない我々は、少し(かなり)緊張していたに違いない。
 駐車場にクルマを停めてからフロントに向かいます。

 チェックインは無事に済んだのですが、受付の人が「くじを引いてください」というので1枚引いてみました(それが右の写真の黄色い紙です)。
 「A」と書かれているのですが、私には何のことかわかりません。
 「お客様、お食事はお済みでしょうか?」と丁寧にたずねられたので、「いま食べてきました(しかも大盛りで)。」と言うと、受付の人(言い方わからん(^^;))は、上品にガックリと肩を落とします。
 ???何のことかわからないので聞いてみると、ディナー(しかもコース)が当たったとのこと。…何と神様は余計なことを!…(イベント的にはOK)。
 当然!食べるでしょう!だってタダだし(^^)。
 我々2人は風呂に入ったり散歩したりして少しでもお腹を減らそうと努力し、最上階のレストランに向かいました。

 そして完食しました(富良野ワインまで空けました)。

 満腹でも美味しいコース料理だったのだから、空腹であればもっと美味しかったに違いありません。今夜は「鳴門の浮き鯛」のようになって寝ます。(なんのこっちゃ)
 あ、我々の部屋は12階で、夜景も良く見えて景色最高でした。


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