2000年 北海道ツーリング
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(コッタロ湿原展望台にて) |
■コース:
1日目:東京国際空港(羽田)−新千歳空港−夕張−栗沢
萬念寺−芦別 桂沢湖−富良野 唯我独尊−新富良野プリンスホテル
泊
2日目:富良野−かなやま湖−狩勝峠−帯広−池田−浦幌
昆布狩石展望台−釧路 和商市場−標茶 コッタロ湿原展望台−屈斜路プリンスホテル東館
泊
3日目:屈斜路湖−美幌峠−佐呂間−サロマ湖
竜宮台−紋別港−紋別空港−東京国際空港(羽田)
■概要:
毎年恒例の北海道ツーリングですが、今年はついに夏休みが取れませんでした。(仕事を呪ってやる!悔やんでも悔やみきれん!)
で、9月の末に短い休みを取って、北海道に行くことにしました。
しかし、たった3日間ではバイクで北海道に行くのは無理。
なので今回は「グランシャリオツアーズ」さんの格安ツアーを利用しました。
先に言っちゃいますが、このツアーのパフォーマンスは最高でした。
思わず「安いっ!」と叫んでしまうほど、メリットありありの満足度120%の旅行になりました。(でもやっぱりバイクのほうがいいけどね)
このツアーは、羽田空港から北海道内の空港の往復航空券と、2泊分のホテル宿泊代(道内のプリンスホテルが選択できる。朝食付き。)と、3日分のレンタカー代(ナビつき)、それに1人につき10リッターのガソリン代(2人で20リッター)も付いてなんと!1人47,800円(税込み)!安いっっ!
本来、例えば羽田空港−釧路空港往復の航空券だけで6万円してしまうのに、なんだこの安さは!
ホントに大丈夫なんだろうかと心配になるくらい安いツアーでした。
今年の北海道ツーリングの画像からは、デジカメが新しくなったので(オリンパスCAMEDIA
C-3030ZOOM)多少鮮明な画像でお見せすることができます。(サイズも大きくしてみました)
時はシドニーオリンピック真っ盛り、そんな時期です。
では、北海道ミレニアムツーリング、始まり始まりっ!
◆1日目
(東京国際空港(羽田)−新千歳空港−夕張−栗沢
萬念寺−芦別 桂沢湖−富良野 唯我独尊−新富良野プリンスホテル
泊)
いきなり新千歳空港です。 そういえば馬場氏とは長い付き合いだけど、一緒の飛行機で北海道に来たのは初めてだったりする。 学生時代から故郷と北海道を往復している二人ですが、ちょっと不思議ですね。 飛行機の中は既にハイで、非常にくだらない話しで盛り上がっていました。周りのビジネスマンや旅行客に迷惑をかけまくっていたと思います。 (一番迷惑に思っていたのはスチュワーデスさんだと思う) しかし、いつもはフェリーで数十時間かけて北海道に上陸するのに、今回はたったの1時間半。これでは気持ちの切り替えはできないですよね。 千歳の気温は東京とほとんど変わりがないくらい暖かかったです。 まずはニッポンレンタカーの受付に行き、ツアーに含まれているレンタカーを調達します。 |
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紹介しましょう。今回のツーリングのお友達、「ナビ君」です。 ニッポンレンタカー仕様のナビソフトが入っているようです。 私は自動車を所有していないので、カーナビというものに触れる機会が少ないため、どのくらい便利なものか興味シンシンです。 走行中は行き先の設定等の操作ができないため、いきなり我々からブーイングをくらったナビ君でした。 結論から言うと、我々のように北海道の旅行客で、なおかつ北海道の地理に詳しい人間は、ナビは要らないですね。地図さえ読めれば問題ありません。 また、北海道のローカルな道を走るときは、ほとんどナビゲーションの機能を果たしてくれませんでした。(道も表示されないし) まぁ、これはニッポンレンタカー仕様だけの問題かもしれませんが…。 |
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千歳を出発しました。既に時間は午後2時をまわっています。 特にルートを決めていませんでしたが、とりあえず夕張方面に向かうことにしました。 バイクで北海道に上陸した直後は、ちょっと走っただけで北海道に来たことをジンジン感じるものなのですが、クルマだとぜーんぜん感じません。 なんか、自宅の近所を走っている程度にしか感じないのです。 (東京にこんな道はありませんが) やっぱりバイクは、その土地やその季節なんかを肌で感じることができる乗り物なのだということを実感しました。馬場氏も同じ考えのようです。 |
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今回のツーリングギア、「ホンダ ロゴ君」です。 ニッポンレンタカーのステーションには、たくさんのロゴがあったのですが、なぜこの色になったのか不思議でなりません。だってほとんどのロゴはシルバーだったのです。 我々のような30過ぎの2人連れはこの色が指定なのでしょうか? まぁ、目立っていいですけど…。 |
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この一連の写真はJR夕張駅の前で撮ったのですが、…夕張駅ってもう無いんですか?なんか汽車のレールも駅舎も見当たらないんですけど…。 よくわからないけど、あまり深く気にせず先に進みます。 夕張は昔住んでいた岩見沢市にも近いので、よく遊びにきました。 遊びに来るといっても、バイクで走りに来たり、シュウパロ湖周辺の川原に化石を採りに来たりする程度でしたが…。 バイクで走るといえば、夕張から岩見沢方面を結ぶルートには万字峠という峠があり、岩見沢側のワインディングはローリングに最適(^^)なコースです。 VFR400Z時代には良く走りました。 コケたりもしました…。 |
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ホンダロゴの写真が続きますが、今回このクルマを運転してみて、あらためて現代のクルマは良くできていると感心しました。 我々はこの3日間で長距離を走るつもりだったので、1500ccクラスのクルマにグレードアップしようかとも考えていたのですが、2人では全然その必要がありませんでした。 ロゴ君はなにしろ安定しているし、エンジンもサスペンションも良く動いてくれます。何回か「峠越え」もしましたが、ツーリングペースでは必要にして十分ですね。 室内も思っていたより静かで、エンジン音やロードノイズが会話の邪魔になることはありませんでした。 また、驚いたのはその燃費で、1リッターあたり18.5kmも走りました。ATの割にはだいぶ良いですよね。峠道やワインディングではちょっと踏み込んで遊んだりしたんですけど、普通に走っていればもっと低燃費だったことでしょう。 タイヤが細いので、カーブでは鳴きがちなのがちょっと不満でしたけど。 |
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夕張から岩見沢方面に向かうと、峠道を降りきったところに万字という小さな町があります。ここに「萬念寺」というお寺があります。 外観は右の写真のように小さなお寺なのですが、ここには超有名な「あるもの」があります。 岩見沢在住時代は、夕張に走りに行くときにときどきここに寄って「転倒しませんように」と願掛けをしていったものです。 (交通安全に効果があるのかどうかはまったく知りませんが) |
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「あるもの」とは左の写真でもわかりますが、「お菊人形」です。あの「髪の毛が伸びつづけている人形」です。 撮影はもちろん禁止されているので、「お菊人形」そのものは撮影しませんでした。 一般の人でも、いつでも拝見することはできます。 お守りも売っているので今回も買っていきました。旅行の安全祈願をしたりします。(交通安全に効果があるのかわからないって) |
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萬念寺の駐車場から万字の山々を臨みます。 万字の町は昔から変わらず、情緒たっぷりの町並みです。 この時点で15:30くらいだったと思います。 我々はこのあと、懐かしの岩見沢に向かいます。いつものペースだと岩見沢をウロウロしたいところなのですが、今日の宿はいつものような「健康ランド」ではなく富良野の「新富良野プリンスホテル」なので、チェックインの時間を少し気にします。「うだうだ」している時間はありません。まぁ、岩見沢はしょっちゅう立ち寄っているのでカットして三笠方面に向かいます。 |
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