上富良野で、ちょっと面白いところを見つけました。
 「土の館」です。
(HPはコチラ参照
 スガノ農機さんが運営しているようです。
 まっすぐ美瑛に向かってしまうのもつまらなかったので、ちょっと寄ってみました。

 敷地内にはトラクターがいっぱい。
 なかなかカントリー色濃いです。
 さすが農機具の老舗。
 富良野の風景にベストマッチかな?

 ここの敷地はけっこう広いです。
 敷地内になにやら博物館というか、大きな倉庫があります。
 どうやら無料のようなので、探検してみることに。

 いきなり、なかなか貫禄のあるトラクターがあります。
 かなりクラシカルな雰囲気なんですけど、いまにも動き出しそうな感じがします。
 タイヤ、デカイっすねぇ。

 うひょー!
 なんじゃこのトラクター群は!
 ほんの数馬力のトラクター(というか耕運機)から年代をおって、ズラーっと揃えてあります。
 昭和初期のものからあります。

 トラクターといえば、昔は外国製のものがほとんど。
 ここに展示されてあるのも、大半がドイツやアメリカ製です。
 ドイツ製のトラクターが多いのには、何か理由があるのでしょうか?

 うぅぅ〜、乗ってみてぇー
 すごいデザインだよなー。
 こんなんで都内を流すと、目立つだろうなー(^^)。
 以前、今は亡き日本ゲートウェイのお店が秋葉原にあった頃、アキバの中央通りを巨大なアメリカントラクターが行ったり来たりしていたのを思い出します。
(知ってる人、意外に少ないか?)

 どれもこれも個性的なトラクターばかり。
 ワタシも男の子ですから、自動車の博物館って好きなんですけど、ここの博物館は一風変わっていてとても興味深いです。

 オリジナルのカラーリングじゃないとは思うんですけど…。
 もともとこんな色だったとしたら、これらのメーカーってたいしたもんだと思いますよ(^^)。
 エンジン、かけてみたいなー。

 これなんか、ホントに人を食ったようなデザインだよ。
 意図的にこんなデザインにしているんだとしたら、デザイナーは昆虫好きなんだろうなー。
 さしずめ、畑の大型バッタってとこでしょうか?

 だんだん新しくなってくるにしたがって機能優先になってくるような気がします。
 デザインもすっきりしてくるなぁ。

 コレ、ポルシェのトラクターです。
 ランボルギーニがトラクターメーカーだったのは有名だけど、ポルシェもトラクター造ってたんだねぇ。
 なんとなくポルシェのイメージありますか?
 他にもメルセデスのトラクターとかありました。

 ここへ来て驚きっぱなしだったんだけど、コレを見てさらにオドロキました。
 「蒸気トラクタ」です。
 1902年製だそうで、もう100年前の逸品です。
 しかも現在も稼動するんです。

 蒸気トラクタ全体像。
 スゴイ!デカイ!
 手前の馬場氏と比べると、大きさがわかるでしょう。
 (馬場氏は170cmくらい)
 昔、SLの整備士さんだった人たちが集まってメンテナンスしているそうです。
 そうだよなー、現代人にはこんなのメンテできないよなー。

 左後方から。
 車輪もデカイ!
 鉄板のホイールにゴムが貼り付けてある程度のタイヤです。
 蒸気機関がそそりますねぇ。

 右後方から。
 馬場氏がコクピットに立っています。
 これを使って、ホントに農作業してたんでしょうか?
 海外の農場ってデカイんですねぇ。

 コクピットです。
 あたりまえだけど、石炭をくべる釜があるー。
 ホントにSLみたい。
 しかし、ここからは前がぜんぜん見えないぞ(^^)。

 コクピットの目線から前を見るとこんなです。
 前が見えないのは仕方が無いとして、音も凄いんだろうなー。
 なにやらいろんなレバーが付いてますが、どうやって操縦するのかはよくわかりません。

 上富良野の「土の館」、ぜひ行ってみてください。感激しますよ。

4日目のMAP
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