遊覧船に乗った後はおみやげ屋さんに行きます。 すっかり観光客ですねぇ。 バイクで来たときは、阿寒湖畔の路上にバイクを停めるので意識してなかったですけど、クルマで来ると阿寒湖半には駐車場が少ないことに気づきます。 また、おみやげ屋さんの駐車場に停めれば駐車代は無料ですが、一般的には有料駐車場(2時間400円)に停めることになります。 このおみやげ屋さんはその有料駐車場の向かいにあるおみやげ屋さんです。 木彫りのフクロウとか小物が中心に置いてあります。 |
この「ユック民芸店」には、実は過去に何回か立ち寄ってます。 店員のおねーさんがお気に入りなのです(^^)。 けして商売っぽくない話し方といい、それでいてツボを得た商品アピールといい、なかなかのものです。 ちょっと「アニメ声」なのもポイント高いですね(^^)。 小僧氏の買ったお土産に文字を彫ってもらっているところです。 |
おねーさんは彫師さんで、親方の元で勉強中とか。 このお店は親方のお店で、手彫りのものがたくさん置いてあります。 もちろんおねーさんの彫ったものも売っています。 何故か我々がバイク乗りであることをお見通しで(^^)、「なんでバイクで来ないんですか」と痛いところを突かれました。 関係ないけど、以前ここに来たときに「クリオネ」の生態について話したらビックリしてたっけ。 |
さて、阿寒湖をあとにした我々は、今回の目的のひとつ「シュンクシタカラ湖」に向かいます。 どんな情報からも「ものすごい山の中」というイメージがヒシヒシと伝わってくるので、ほとんど人の手が入ってない場所なんでしょう。 カーナビにルート設定しようと思っても、もちろんまったく受け付けてくれません(TT)。 まぁでも、地図で大体の位置はわかっているので、大丈夫かな。 途中、こんな看板も出ているし。 |
しかーし、なんと!通行止め!!! 未舗装路を走ること約5km、快調に進んできた我々に立ちふさがるのは「これより先通行止め」の標識。 ひぇ〜っ、ここまで来て行けないのかよー。 簡単には行けないとは思っていたけど、通行止めとは…。 他にも行ける道があるのか探そうとも思ったけど、こんな林道が続く場所なのだから、迂回路とかも無いんじゃないかなー。 |
「布伏内より5070m」かぁ。 シュンクシタカラ湖までは約20kmのダートと聞いていたので、まだ1/4しか走ってないのだ。 いったいどんなところなんだろう?シュンクシタカラ湖。 ちょっと(かなり)がっかりだなー。 どうやら国道の工事が始まっているらしく、この鬱蒼とした阿寒の森も切り開かれていくのかと思うと、ちょっと残念な気もします。 大きな舗装道路が通る前に行っておきたいと思います。 |
ちょっとふてくされて、帰り道の途中で一服。 小僧氏はともかく、「うだうだーず」のワタシと馬場氏はかなーり意気消沈。 未踏の地が制覇できないということは、なかなかあきらめがつかないのだ。 今度来るときはちゃんと調べておこう。 通行止め地点までは、普通乗用車でまったく問題ない道だけど、そこから先はクロカンとかRV車じゃないと大変みたいだし。 |
釧路湿原です。 気を取り直して昼飯でも食べようと、釧路市街に向かいます。 もちろんお目当ては和商市場の勝手丼です。 うぅ〜、天気がいいので、シュンクシタカラ湖が〜(まだ言ってる)。 |
小僧氏は釧路湿原を観てまわるのも初めてなようで、釧路湿原展望台の有料展望 台に入って行きました。 ワタシと馬場氏は、お金を払って展望台に行くのもバカらしいし(過去に一度ここには入ってるし)、小僧氏を置いて数百メートル北の展望駐車場に行きます(^^)。 ここはまわりもひらけていて、釧路湿原がよく見える場所です。 釧路湿原を西側から眺めるにはここがいいですね。 |
和商市場です。 ここは観光用の市場なので、当然観光客が多いです。 9月はシャケのシーズンでもあるので、シャケとイクラと、ついでにタラコを実家に送りました。 獲れたてのシャケとイクラは最高においしいです。 |
普段、スーパーとかでは見られないような大きなシャケが1匹2000円程度で買えます。 脂ものっていて、メチャクチャ美味いです。 ワタシはシャケ好きなので、たまりません(^^)。 お店の人に言えば、ちゃんと切り身にしてから送ってくれます。 自分でさばくことはできないですからねぇ。 |
お約束の勝手丼(イクラ丼)です。 もう、これ食べに来ているようなもんですからねぇ。 今回は豪勢に、通常の醤油漬けと白醤油漬けのダブルトッピングです。 ご飯(200円)+イクラ(1300円)+おまけのタラコで大満足。 ホント、贅沢です。 (カロリーも贅沢だなー) |
初めて勝手丼を口にする小僧氏。 毎年のようにここに来ているワタシと馬場氏には、「和商に行ったことがない」ということがとても奇特に思えてなりません(^^)。 小僧氏はもちろん改装前の和商市場も知らないのです。 うーん、意外と身近なバイク仲間でも、北海道は知らないところが多いらしい…。 |
釧路市街からR391を北上し、細岡展望台に行きます。 釧路湿原を東側から眺めるなら、やっぱりココがいいですね。 「なんじゃ、いつもと変わらんレポートじゃん」と後ろ指を刺されそうです。 なにしろ小僧氏は釧路湿原周辺を観光したことが皆無なので、すっかりワタシと馬場氏は案内役です。 ホントはもっとマイナーなポイントを開拓したいところですが、今日はとてもいい天気なので、釧路湿原をじっくり見るのもいいでしょう。 |
以前、釧路川をカヌーで下ったことがありますが、そのときはこんなにいい天気ではなかったので、天気のいいときにまたカヌーに乗りたいです。 この細岡の展望台の下には、JR釧網本線の釧路湿原駅があるのですが、湿原のすぐ脇にある駅のため、なかなか趣のある駅です。 汽車でこの展望台に来るのもいいかもしれません。 |
コッタロ湿原展望台です(^^)。 なんだー、やっぱりいつもと同じじゃん。 まぁ、毎度だけどいいものはいいということで。 この展望台は、駐車場から展望台まで山登りをしないといけないので、そろそろおっくうになってきました(^^)。 小僧氏曰く「地味だねぇ」。 チミに言われたくないわい! |
そろそろ夕暮れ時かー。 そ、そうだ、コッタロの展望台では夕日は見えないのだ(去年痛感してる)。 でも、夕日に照らされた湿原も、色合いが微妙で、なかなかいいカンジです。 900草原で日没が見られればいいなぁ。 |
大方の予想通り(^^)、間に合いませんでした。 なんかいつもと同じパターンだなー。 でも、あの雌阿寒岳の先には太陽があるに違いないことを感じる風景です。 北海道って雄大だなーと感じる1コマでもあります。 |
展望台から弟子屈方面です。 駐車場には我々の他、カップルのクルマ1台。 毎度思うけど、オフシーズンというのは人が居なくていいです。 ここにワサワサと人がいて、展望台に設置されている鐘とかをガンガン鳴らされると興醒めですからねぇ。 願わくば、ここに一緒に来る人間が女性であって欲しいと願うのはワタシだけではないはず(^^)。 (なにしろ三十路男3人ですから) |
ホテルに戻る前に屈斜路湖に寄ります。 砂湯です。 他は暗くて何も見えません(^^)。 7月あたりなら、19時くらいまで明るいんですが、9月も終りだと18時にはもうすっかり暗闇。 この標識の後ろは屈斜路湖の雄大な湖面があるのですが…。 |
砂湯は砂浜に温泉が沸いていて、砂浜を掘るとお湯が出てきます。 かなり熱くて、湖の湖水と混ぜないと、とてもじゃないけど入れません。 こんな木製の湯船もあったりしますが、この熱さで入ったら釜揚げ人間のできあがりだよ。 |
さて、今晩も「屈斜路プリンスホテル」にお世話になります。 ここの夕食はひとことで言って「なんでもバイキング」。 和洋中ひととおり揃っていて、ラーメンやパスタ、ケーキにアイスクリームも食べ放題です。 バイキングとなると、身動きできなくなるまで食べちゃうんですが、健康に良くないですよね(^^)。 でもおいしいから食べちゃうんだよねぇ。 |
部屋にて。 馬場氏はもうお休みモード。 おーい、風呂行ってこよーぜ。 この屈斜路プリンスホテルには温泉があり、大きい露天風呂もあります。 気温が低いときに入る露天風呂は、これまた最高です。 何時間でも入っていられそう。 (とはいえ茹で過ぎは良くないので出ますが) 屈斜路プリンスの地下には、温泉には定番の卓球台が8コートも常設されていたり、コンビニやおみやげ屋さんもあるので、退屈しないです。 |