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北海道3日目のマップ
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8月13日(火)
サロマ湖−遠軽−留辺蘂−津別−津別峠−美幌峠−屈斜路湖(和琴半島)−摩周湖−多和平−標茶−釧路「和商市場」−漢方励明薬湯釧路健康センター 泊


 ■サロマ湖 民宿「シバヤ」出発(7:15)
 シバヤの朝食がこれまたウマイ!
 今朝はホッケのツミレのスープ(お吸い物とも言う)が出て、これがまた私もよしろうさんも初めてだったんだけど、一発でお気に入りになりました。
 前日のホッケの煮付けにも感心しますが、普段ヒラキのあぶりものくらいしか頭にないホッケが、こんなにも繊細でかつ劇的な「味」を出すとは…。北海道の味覚の奥深さには、ホントに感服いたします。

 シバヤのオバチャンは、来年夏はライダー向けの看板を出すと言うので、来年はそれを見に来なきゃ(^^)。

 シバヤの位置はココをクリック→


 ■津別上里ふれあいの森(10:10)
 サロマ湖を出たあと、遠軽でよしろうさんと別れました。
 私は釧路方面に、よしろうさんは追分にそれぞれ今回のツーリングの目的があるためです。
 よしろうさんの目的は「よしろうホーム」にきっと紹介されるでしょうから、ぜひ参照してください。
 遠軽から国道242号線を南下し留辺蘂へ。留辺蘂のホクレンで給油後、置戸まで南下してから、道道50号線を使って津別へ向かいます。
 天気が良かったら、北海道三大秘湖の「チミケップ湖」でも寄っていこうと思っていたんですけど、昨晩は雨だったし、訓子府でも小雨が降ってきていたので断念。
 チミケップ湖を迂回して津別町へ。
 津別町からはまっすぐ津別峠を経て屈斜路湖へ。
 右の写真は津別峠の手前にある「ふれあいの里」でトイレ休憩したときのもの。
 小雨が降ってますが、雨が降るととたんに写真を撮らなくなりますね(^^)。

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 ■美幌峠(10:50)
 津別峠から北を見たときは少し明るかったんで、ちょっと期待したんだけど、我が心の峠「美幌峠」は超濃霧!
 津別峠を屈斜路湖側に下りてから、屈斜路湖畔のあたりは雨も降ってないんだけど、美幌峠へ上がっていくとどんどん霧が濃くなって、自分のバイクのメーターから先は何も見えないくらい(^^;)。 峠のレストハウスの駐車場に入ろうと思っても、あの広い駐車場の入り口がどこだかわからないような状態。
 バイク単独では危険と判断したので、低速走行するクルマの後ろにピッタリつけて、駐車場に入りました。

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 ■美幌峠レストハウス
 こんなです→(^^)。
 少し霧が晴れるのを待ちます。
 霧もイヤですが、なんといっても寒い!!
 調べてみると、なんと12℃!!
 真夏だぜ!?お盆休みだぜ!?東京は連日35℃を越す暑さだぜ!!?
 日本か?ココは??

 しかしまぁ、こんな寒さ&濃霧にもかかわらず、バイクが来るわ来るわ(^^)。
 みんなバカモノだなぁ。
 我々バイク乗りの大半は、レストハウスの中に入りたいんだけど、ビショビショのレインスーツを着ているし、寒いからレインスーツは脱ぎたくないし、レストハウスの外で缶コーヒーをすすってるのが精一杯(^^)。
 お互い「ヒドイっすねぇ」と声をかけあって励ましてます(^^)。

 ■美幌峠レストハウス
 なんと、美幌峠のレストハウスはリニューアルしてました。
 最初は霧でわからなかったんだけど、新築のピカピカの建物に変わってました。
 昨年秋に来たときは、まだ以前の建物だったのに!オフシーズンの間に建て替えてしまったんですね。
 またひとつ、思い出の建物が消えた気がする。

 ■和琴半島(11:20)
 いつまでも濃霧の中にいても仕方ないので、再び屈斜路湖畔まで下りてきました。
 和琴半島はいつも通過してしまうので、今回は寄ってみました。
 屈斜路湖半は、雨は降ってませんがドンヨリしています。
 和琴半島は屈斜路湖の中に突き出た半島で、ここにはキャンプ場や大露天風呂があって、なかなかおもしろいところでした。

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 ■和琴半島
 左の写真のように、和琴半島には遊歩道があって、半島を一周することが出来ます。(クルマ/バイクでは行けません)
 途中まで歩いて行ってみましたが、天気が良いときなら屈斜路湖の眺めも良さそうなので、そのときまで一周するのはやめておこうと思います。

 雨は降っていなくても、これだけ曇ってると、晴れオトコもカタナシです。
 うー、落ち込むなぁー。

 しかし!こんなときでないと実現できないことがひとつだけある!!!
 それを考えると、こんなところには居ても立ってもいられませんっっ!!
 早速出発っ!!!!

 ■霧の摩周湖!第三展望台(12:15)
 屈斜路湖から川湯温泉を経て摩周湖へ。
 このHPの過去のツーリング日記を読んでいただいた方にはわかっていただけると思いますが、私は過去10年以上にわたって毎年のように摩周湖に来ていて、一度も「霧の摩周湖」を観たことがなかったのです。
 あぁ、ついに夢かなった!(^^)
 バイクだけでなく、クルマでも何度もココにはきているのですが、いつも快晴で、晴れオトコもほどほどにしろと、いつもいつも思ってました。
 長かった…、ここまでの道のり。

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 ■霧の摩周湖 第三展望台
 ホラっ!湖面まで霧(雲?)があって、ぜーんぜん見えない!
 摩周湖の中に浮かぶカムイシュ島を見てしまうと婚期が遅れるという迷信がありますが、これでようやく私にも「カムイシュの見えない時」が訪れたということで(^^)。
 実はカムイシュ島がチョコっと見えてたりするんだけど、見えないフリフリ。

 いやー、しかし、摩周湖に霧がかかってると、ホントになにもわからないですね。
 湖というより単なる山の中ってカンジで、つまんなーい。
 それでも観光客は山のように来るのですから、恐るべし摩周湖、恐るべしお盆休み

 それにしても寒いっ!美幌峠で12℃だから、ここもおそらくそのくらいかな。
 そう思ううちに、ト、トイレに行きたくなってきたー!
 摩周湖第三展望台にはレストハウスもトイレも無いので、第一展望台へ!

 ■霧の?摩周湖 第一展望台(12:25)
 摩周湖第一展望台は駐車料金を取るからキライで、いつもは寄らないんだけど、トイレに行きたかったので背に腹は変えられない。(ちなみにバイクは100円です)

 ふぃ〜っ、スッキリしたー。と、トイレから出てきたところで、突然レストハウス内に居た観光客の群れが一斉に同じ方向に走り出した。
 「なになにっ???(シカかクマでも出たのかな?)」と思って私も野次馬根性でレストハウスの外に。

 …しかしこれがマズかった…

 摩周湖、晴れやがりました(TT)。

 ■摩周湖のカムイシュ島
 うぅっ…、カムイシュもあんなにクッキリみえてるぅ…。
 ボーゼンと立ち尽くすワタシ。
 (アタシッテ、ホントニ晴レオトコナノネ…)

 周りの観光客は、一寸先まで見えなかった摩周湖が、一転してクッキリ見えたものだから大はしゃぎ。
 傍らに半笑いのワタシ。
 (また婚期が遅れたわ…)

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 ■多和平(13:20)
 この日、最も雨がたくさん降っていたのはココでした。
 景色もへったくれもない。
 3年ぶりのNINJAでのツーリングだっちゅーのに、最も楽しもうと思った日が雨とは…。
 これから開陽台にも行こうかと思っていたのですが、この雨と寒さで気分は滅入るばかり。
 うーん、今日はおとなしく釧路の宿に引っ込んでしまおうか。

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 ■シバヤのオバチャン特製おにぎり(^^)。
 こんなときでも腹は減る。
 多和平にはこれを食べようと寄ったのだ。
 今日のお昼は、朝、シバヤのオバチャンがくれた特製おにぎりです(^^)。
 前回泊まった時にもおにぎりをいただいたのですが、これがホントに嬉しい。
 コンビニのおにぎり3個分くらいあるので、ボリュームたっぷり(^^)。
 多和平のレストハウスで、手作りソーセージとお茶を買って食べました。
 シバヤのオバチャン、どうもありがとう。

 よしろうさんもこの日、別のところで感涙に咽びながらおにぎりを食べたそうです。

 「千と千尋」のハクのおにぎりを思い出す。

 ■釧路 和商市場(15:50)
 と、いうことで、多和平からはどこにも寄らず、釧路まで来ちゃいました(^^)。
 釧路で寄るところといえば、もちろん和商市場
 毎年ここでお土産を買っているので、毎年いろいろと頼まれるのです。
 もちろん、自分の欲しいものもあるので、ここではいろいろと買い物があります。

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 ■和商市場の勝手丼

 今回の勝手丼は、いつものようなイクラ中心ではなく、欲張り仕様にしました。
 乗っているのは「大トロ」「サンマ」「ボタンエビ」、そして「イクラ」です。
 いやー、サンマが美味い!大トロよりサンマのほうが美味いくらいだ。

 市場内の八百屋さんで、ジャガイモとタマネギを地方発送したら、茹でトウキビを一本オマケにいただきました。
 「コレ食ってあったまっていきな」とオッチャン。
 北海道は暖かいです。

 今日の宿はいつもの「黎明薬湯」。これでお風呂に入れば、心も身体も温かいというものです。


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