1991年 九州ツーリング
◆2日目
(広島−国道2号線−関門トンネル−若戸大橋−福岡市街−親切なカタナ氏宅泊)

 


 2月6日(水)
 関門トンネルの門司側です。
 関門トンネルは以前からどうしても通ってみたかったトンネルです。
 確か料金は100円程度だったと思います。

 本州と九州を結ぶ海底トンネルであるため、人類の偉業のようなイメージを持っていたのですが、実際に通ってみるとイメージはぜんぜん変わりました。
 なにしろ、トンネルの中は排気ガスが渦巻いており、息もできないほどです。
 関門トンネルはオートバイにはとても優しくないトンネルでした。

 「若戸大橋」です。
 私の父親が若い頃、この若戸大橋開通時にCB72で通ったということを聞き、同じ橋を通ってみたくて来ました。
 なかなか大きな橋で、遠くまで見渡すことができて爽快な橋です。
 現代ではこのくらいの規模の橋は珍しくないのでしょうが、開通当時は驚くほど大きな橋だったのでしょう。
 橋の開通は1962年ということなので、父親の通ったときと、私の通ったこの1991年当時では30年も隔たりがあることになります。きっと周りの景色とか通る車もぜんぜん違いますよね。
 橋の通行料金は自動二輪は80円でした。

 若戸大橋の詳細はコチラ

 「博多駅」です。
 どうでもいいけど、博多の市街は交通ルールがないのかと思うくらいマナーが悪いと思いました。もしかしたら不慣れな自分が悪いのかもしれませんが、とにかく無理やりな追い越しや割り込みがあたりまえで、第一印象は悪かったです。
 ここで驚いたのは、新幹線が見えたこと(^^)。
 九州まで新幹線が来ていることを再認識しました。
 新幹線を見たら、なぜか懐かしかったです(何故でしょう?)。

 博多まで来ると、九州に来たことが実感となってきました。

 さて、そろそろ今夜の宿を探そうと思います。九州で最初の宿は博多にしようと決めていました。

 

 宿の情報を求めて博多駅でウロウロしていると、突然声をかけられました
 事情を話すと、「泊まるところを探しているならウチヘ泊まっていけ」というようなことを言われ、博多っていいヒトがいるんだなぁと思いました(^^)。
 「家まで案内するから待っていてくれ」と言うのでNINJAに乗って待っていると、さっきの彼が轟音と共に現れました。
 なんと彼はカタナ1100のオーナーで、メーカー不明のマフラーが豪快な音を発していました。
 NINJAとカタナの2台は博多の街を駆け抜けます。

 その晩、彼に「長浜ラーメン」「モツ鍋」のお店を案内してもらい、すっかり意気投合して一晩中バイク談義で盛り上がりました。


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