1991年 九州ツーリング
◆5日目
(長崎−諫早−雲仙温泉−島原(島原城)−有明フェリー−熊本−天草五橋−熊本−旅館「花里」泊)


 2月9日(土)
 長崎を出てから雲仙温泉を経由して島原に向かいました。
 雲仙岳の周遊道路である「仁田峠循環道路(二輪車200円)」を通ってみました。
 右の写真はそのときのものです。
 雲の上を走っているような爽快な道路でした。

 このころ雲仙普賢岳は活動を活発化し始めたところで、ときどきこの周遊道路も通行止めになったりしていました。
 普賢岳の噴火の状況はコチラを参照してください

 「島原城」です。
 形の整ったキレイなお城でした。
 今思えばこの頃の島原は火砕流の発生前で、平穏な街であったと思います。


 島原からは国見町に向かい、「有明フェリー」で有明海を渡り、熊本に向かいます。
 九州には島が多いことから海上の交通機関が充実していますね。
 「有明フェリー」は「九州沖縄2輪車ツーリングマップ(昭文社)」に「熊本へ安く便も多い」と書いてあったため、利用しました。
 50分間の船旅、人間とバイクで760円でした。

 熊本では特に観光はせず、あっさり天草に向かいました。
 天草に向かうには「天草五橋」という橋を渡り継いで行くのですが、その1号橋「天門橋」を渡ったところで見たことのあるバイク2台とすれ違いました。
 この時期ツーリングしているのは珍しいので、北海道ツーリングのときのように「ピースサイン」を出したら、サインを返してくれたのですが…??あの2台は「ドバシ」と「てらにぃ」ではないか???

 急いでUターンして追いかけると、確かに「ドバシ」のバンデットと「てらにぃ」のVFRだ。追い抜いて手を振るとようやく彼らは気づいてくれました(^^)。
 バイクを停めて「意外な地」での再会を喜びました。

 …ということで、彼らは熊本市街で宿を探すというので熊本に戻りました。
 今日の宿は「花里」旅館さんにお世話になることにしました。
 なんと、宴会客の急なキャンセルがあって、宴会料理が大量に余っているということで、通常料金で宴会料理をごちそうになることができました(^^)。ラッキー。

 「ドバシ」と「てらにぃ」も卒業旅行で九州に来ていたのでした。
 まさか同じ時期に来ているとは知らなかったし、ルートも聞いていなかったので、驚きました。


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